頚城、鉢山

山行日
2009年2月15日(日) 晴れ
山域
鉢山のコル(1513m)
メンバー
オギさん、山ヤNさん、フ○タさん・勝さん・村さん(会員外)、テレマーカーM(L記)
コースタイム
魚津5:45 ⇒ 570m林道除雪終点(橋手前)7:30 ⇒ 800m昼闇谷横断8:30 ⇒ 1070m昼闇谷が正面に見える浅い谷の横断9:30 ⇒ 鉢山のコル11:10〜12:20 ⇒ 900m昼闇谷横断12:50 ⇒ 出発点着13:20
この季節だと普通は焼山温泉からシール登行だが、昨年4月20日に来た時と同じ所まで林道を車で入ることができた。しかも、ここの積雪も昨年4月に比べてはるかに少ない。
さっそく車を止め準備をしていると、オギさんが「あっ」と叫び声をあげる。この平坦なところでスキー板を落としたのかと見ると板はある。シールを干したまま忘れてきたらしい。毎週いろいろな事があります。アイゼンをつけ、つぼ足で訓練にのぞむことになった。
昨日までの異常な気温のために雪面は固まったカチカチ状態。今日も暑い、上着を脱いでまるで春山状態で登る。

 

アケビ平を越え昼闇谷の覗ける場所まで来て唖然とする。谷が雪で埋っていない。昼闇谷上部からの大雪崩で、くるま大のデブリに埋め尽くされた昼闇谷を一度見たことがあるが、通常は雪に覆われたきれいな谷なのに・・
いつも登るラインは雪が切れて流れが見えているので、それより少し上部で雪のつながっている箇所を対岸に渡り谷の上に登り返す。

オギさんが少しずつ遅れ始めたので少し待つ。行けるところまで行くとのことなので、後ろを気にしながらも先に行かせてもらう。狭い尾根を登りきると、右手に見える烏帽子岳阿弥陀山がカッコいい。
昼闇山が正面に見えるところで、浅い谷を渡る。ここは昨年ブルトーザーで溝をきったかのような激しい雪崩の跡を目撃した箇所だ。今日も、その時に雪崩れの起点になったと思われるあたりで小規模な雪崩の跡が認められる。

谷を越えると尾根を回り込むように長いトラバースをして、向こう側の谷に入り込む。例年より谷がデコボコしているように感じる。雪が少ないために下の地形がそのまま見えるからだろう。
谷に出るとすぐ右手の尾根に取り付く。尾根に出た向こう側は、また別世界が広がっている。疎林の広大な斜面が広がっている。ここも滑れば面白そうだが、通常帰りは谷の方を滑るので、ここはこれまでに一度しか滑ったことがない。どこを滑っても面白そうなのが鉢山の魅力だ。

いつもより少し右により過ぎたか、いつもはあまり見ない小鉢山を真横に見ながら尾根を進み、鉢山のコルに着く。立派なキングギドラの木の大きな枝が無残にも折れている。キンギギドラの三頭が二頭になってしまっている。風が少しずつ強くなってきた。風を避けられる場所を探し、ここで昼食をとることにする。
昼食をとっているとオギさんが遠くに見えてきた。スキーを背負ってつぼ足で、よく頑張りました。オギさんの体力と気力には脱帽です。

ここからは、豪快に滑るだけだ。雪質は最高とはいえないが、雪質の悪さを感じさせないほどの素晴らしい斜面が続く。どこを滑ってもオッケーだ。みんな思いおもいに叫び声をあげながら滑っていく。


あっという間に尾根を回り込むトラバースの箇所に着く。トラバースして尾根に回りこむと浅い谷のある真っ白な広い斜面に向って滑り込む。ここから登ったルートをはずれ、昼闇谷に滑り込むポイントを探す。昨年と同じあたりだと、谷底も雪が切れていない箇所を通れそうだ。一気に谷底まで滑り込み、そのまま対岸にトラバースして乗越す。

ここからは杉の中を滑る。藪山に慣れた?せいか、年々密になってきた杉林が広く感じて、最後の滑りを楽しむ。林道に出ると直滑降であっという間にスタート地点。滑り始めて、まだ1時間しか経っていない。スキーのすごさだ。

けっしてよい雪とは言えなかったけれど、今年最高の滑りを楽しむことのできた、いつも楽しい鉢山でした。
昼闇谷が切れてきているというより、もともと埋っていない感じなので、もし行かれる方は早めに、そして気をつけて行ってきてください。