toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

前大日岳

★山行日

2024年4月14日(日)快晴

★メンバー

(スキー)

機関車(L・記)、スキー講師Y、コボちゃん、こにたん、たむたむ、まがよちゃん、スーちゃん

(ワカン)

ショーナン、よっぴ~

★コースタイム

人津谷入口590m6:35⇒文登研小屋1300m8:55⇒前大日岳1778m10:55~11:20⇒千石川源流部滑走⇒登り返し地点1150m12:15⇒文登研小屋1300m13:20⇒人津谷入口590m15:35

 

今回は久しぶりに地元富山県内の山へ。行き先は勿論、前大日岳である。

目的は千石川の源頭斜面を滑る事に他ならない。

滑川市街から前大日岳方面を見ると、左側のコルから長大な雪渓が落ち込んでいるのが分かる。この雪渓は初夏の頃まで残るのでよく目立つ。

但し、この急峻な谷を滑るにはあまり時期が早いと雪崩の危険性が高く、リスクを伴う。かと言って遅くなれば下部の雪解けが進みアプローチが大変。今までの経験から4月中旬辺りが最も適しているようだ。天候もここしばらくは安定しており、谷の状態も落ち着いていると予想。

今日は久しぶりにショーナンさんが歩きで参加(3年振り?)それにスキー講師Yさんの参加で頼もしい限り(谷の核心部でYさんがいるのといないのでは安心感が違う)。

最初の関門、藤橋のゲートは数日前に開けられたようで幸先が良い。沢の渡渉(3回)も想定内。標高1000m辺りでようやく谷も埋まり対岸に渡る。しかしながら上部に行くとまた谷が割れており藪も進路を塞いで帰りも苦労しそうだ。

文登研小屋の積雪は2m余り、ここからはいつもと変わらない風景でどんどん高度を稼ぐ。雪見平で一気に展望が開ける。中々良いペースで前大日山頂に到着。天候と言い展望と言い、申し分無し!ここで歩きのお2人と別れ問題の谷へ。山頂から早乙女岳側へ少し降って、コルからスキー講師Yさんが颯爽と落ちて行った(流石!)滑り出しは急だったが雪質は快適なザラメで安定しているので緊張感はそれほど無い。谷の中盤で斜度も落ち着いてきた頃に早乙女岳側の谷から大量のデブリ跡が。数百メートルにわたって本谷を埋め尽くし通過には時間を要したが予定通り登り返し地点へ。ここでシールを貼り標高差で150mの登り。約1時間ほどで2人が待つ文登研小屋に到着。小屋から下は消化試合。と言っても気が抜けない。慎重に降って行った。

 

林道入口には雪はもう無し

 

渡渉1

 

渡渉?2

 

快適な登行1

 

快適な登行2

 

雪見平から弥陀ヶ原方面

 

余裕のカンジキ隊 山頂が見えてきた!

 

山頂直下のスキー隊 ヘロヘロです

 

最高の天気と最高の景色 それと最高のメンバー??

 

心拍数が上がる瞬間

 

それ行け!

 

余裕のスキー講師Yさん きれいな斜面にご満悦

 

絵になります

 

これは誰だ?

 

後半はデブリの山でトラバースの連続 でもこれが春山のスキー

 

標高1150mまで降りてきた ここでシールを貼って小屋まで150mの登り返し

 

辛い登り返しもあとちょっと

 

文登研小屋に到着 下山まであとひと踏ん張り