布施川流域 田籾川


  • 2008年7月20日(日)
  • 但田、小林、清川、米澤、尾田、田中、奥野
  • 車デポ 7:00 → 出合い 8:00 → F1 9:00 → F2・F3 10:00 → ぬめりの滝 14:00 → 稜線 14:22 → 烏帽子山 14:26〜15:00 → 車デポ 16::30

今回の企画は、ツワモノ機関車オダ、メンバーもキヨさん・ボーダー・コバ隊長等々と強烈、私奥野はずっとクライミングに呆けていて会の山行には久しぶりの参加、完投できるか一抹の不安を覚える。ルートは、嘉例沢森林公園から枝沢を田籾川350m付近に下り烏帽子山(1274m)まで遡行しよう、というなかなか面白そうなもの。記録も噂も何もない田籾川、さて平凡沢か強烈沢か。

嘉例沢森林公園事務所の1kmほど先で車をデポ、西側の藪に突入し枝沢を下り始める。いきなり不法投棄の粗大ゴミ。がっくし。ただ、油や廃液の類ではないだけましか。水は汚染されていないと思う。どんどん下ると水量も徐々に増え、2〜3m程度の小滝も現れ、まぁ面白い。小滝は、全部クライムダウン(厳しいのはない)した。

暫くで田籾本流と出合う。出合いの上下に堰堤。これもがっくし。堰堤を越えてしばらくで7m程のF1現る。ヨネさん、果敢に水流右から突破を図るがチョッと無理。左から巻くことにする。巻いてみると、比較的簡単だったが、暫くいくとまたまた滝(F2とF3の連瀑)が…。F1で小一時間使ってしまったし、さらに連瀑でこれは巻くしかなさそうだし、いまだ標高は400を少し越えたあたり、久しぶり参加の奥野は、正直心細くなってしまった。でもみんなは、余裕綽々。

F2・F3連瀑は、左泥壁を巻く。奥野リードで1ピッチ。さほど悪いわけじゃないが、とにかく泥で滑るし、いったん滑ったら下まで止まらないので、チョッと緊張。木の根やツルにランニングとって、30m近くロープを伸ばしたところにぶなの大木、ココでピッチを切れた。そこからは、ロープは要らない。もう少し登ってトラバース、懸垂一本で滝(F3)の落ち口に出た。既に10時。標高差はまだ800くらいある。この先もこんな滝がバンバン出てきたら、ビバークしかないですね。ビバークしないで済む程度に滝が出てきたら良いなぁ。(チョッとわがまま)

ビバークの恐れと期待で進んでみると、これがまぁ見事に何もない。ひたすら河原歩きのようなもの。いくつか分岐で迷うところもあったが、核心は分岐の選択のみ。800を過ぎたら源流の雰囲気。水も枯れそうなのでラーメンタイムとする。ラーメンタイムのあと、か細い水流が復活し、急に傾斜を増した流れ(既に小沢である)をどんどん遡る。

900付近で目の前に5mほどの壁が現れる。水がうっすら流れ、コケでヌルヌル。巻くのもしんどい感じ。ヌルヌル滝は、見た目以上に悪い。出だしのスタンスがないのだ。出だしのスタンスを一人が手で支え、コバさんリード。一段上ったところの岩角でランニングを取り、落ち口に抜ける。フォローで続くみんなもなかなか苦戦する。それぞれ次に登る人が手で足場を作って、クリアしていく。俺が最後。足場を作る人はいない。バイルでチッピングしたろか、と一瞬考えたけど、まぁフォローだし引っ張ってもらって何とかクリア。今日一番悪い場面だった。

そのあとは、稜線に抜けるだけ、分岐で1箇所迷ったけど、まぁ正解だったかな?頂上まで少し、という場所で稜線の登山道に抜けた。頂上で少し休憩し登山道を下山。最後の最後で荒れた林道に出たけど、なんとそこで方向を間違えてしまった。GPSもあったんだけどね、やっぱりきちんと読図して、方向をコンパスで確かめないとダメですね。荒れた林道を逆方向に行かなければ、ばっちり車デポ地に出たわけだが…。

沢としては平凡だった田籾川だが、久しぶりにみんなと遡行して楽しいひと時だった。涼しいしね。夏はやっぱ沢登りに限る!!