toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

八甲田山 岩木山 白神岳

★山行日

2019年4月30日夜発~5月4日

★メンバー

浪速の直ちゃん、よっぴ~

 

5/1 八甲田山山スキー装備、霧雨)

 09:00 酸ケ湯温泉

天候は万全ではないが出発する事とする。

今回は人通りの多い環状ルートではなく少しマイナーな鬼面ルートを選択

10:20 1179

最初の目標と設定していたが、雪に埋もれ、正確なピーク位置は確認できず。

地形図上にみられる岩場も埋もれているのは助かった。

12:20 1450近辺

尾根筋上で地形図上安定した箇所を狙ったがハイマツが多く通行困難特にスキーを携行したままでの藪漕ぎは困難という事で参考にしたPSデータを参考に南方面の岩場に回り込むこちらも楽ではなかったがなんとか突破

13:30 八甲田山大岳

霧雨とガスの中、八甲田山ピーク到達結局自分の服装はTシャツとカッパという状態でここまでこれたが風も強く、写真を撮った後、即下山に動く、余裕が無い状況という事で、比較的楽であろう、周回ルートの方で下山、雪が無いのでスキーを担いだまま夏道を参考に下山

14:50 1360近辺

雪は出てきたが、樹林は少し濃い。地形図とGPSで確認し、このまま尾根筋を進めば帰れるかと考え、スキーを履こうとしたら、同じスキー板持ちの登山者を発見、話を聞くと、環状ルートの沢筋を登ってきてそのままその道で帰る予定との事。

これ幸いと同行させてもらう。ついていくと、沢筋の最初の方は雪解けで雪渓下に水が流れている状況であったが、安定すれば随時竹竿、標識のある間違い用の無いルート、最初からこちらを選んでおけば楽だったと後悔。

15:05 1250近辺

雪も安定してきたのでスキー板を履いて滑走

竹竿標識だらけで安心

15:30 あっさり下山

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5/2 岩木山 (雪上ハイク 霧雨)

6:20  嶽温泉

昨日の反省を生かして極力トレースの多い箇所を狙うも雪が緩くちょこちょこ踏み抜く。無駄に体力を消耗する。

9:45  8合目

小雨、強風、八甲田はTシャツでいけたが、今回は防寒着にもってきたフリースをきても寒い。GPS操作の為手袋を外すとかじかんで動きが鈍くなる。天気予報上もすぐの天候回復は見られず、また、周りの登山者も皆撤退を決定しているようだ。無理はせず自分達も撤退を決意。明日、再アタックをする事とする。

12:05 嶽温泉

明日に備え、最適ルートを確認しつつ下山する。夏道も確認したが沢筋の為か、雪解けの水でほぼ川の状態

 

5/3岩木山(雪上ハイク 晴)

05:40 岩木山再出発

昨日より雪が少ない。歩きやすい箇所を選ぶと結局夏道になった。

朝方のせいか昨日は川かと思った水量も少ない。

08:20 8合目 天気は快晴、風も気にならない。景色がすばらしい。

スカイライン上の施設が稼働していたのでトイレ休憩をはさみつつ、夏道を参考にリフト横の道を進むが、やぶが多く気づけばリフト敷地内を進んでしまう。現状まだリフトが通常運行状態ではないが、このままでは迷惑になるかと少しでも藪が薄い箇所を進んで高度を上げる。

 09:50 リフト駅

なんとかリフト駅まで到達。観光客、登山客も多く一安心とおもうと、「リフト敷地内を歩かないでほしい」と放送がある。やはりまずかったか。

観光客、登山客、スキー客、人が多いが風は強い。さすが独立峰。昨日だともっと環境が悪かっただろう。撤退は正解だったと思う。ここからは半分観光気分で頂上を目指す。

11:20 岩木山頂上

無事到達できた。雲一つない景色が素晴らしい特に七里ガ浜の砂浜に感銘を受ける。同時期に北海道にいる当会長の事を思うも、北海道まではさすがに見えなかった。ちなみに天気は良いが風が洒落になってない。本当に独立峰の風はすごい。

11:50 登り時に確認していた夏道下山道を進む。トレース通りに進むとあっさり夏道を外れた。結局進みやすい所を進んだが夏道から完全に外れる。積雪時のルート選択は難しいと思う。

12:40 8合目

ここまで降りると風が無くなる。暖かい。一般観光客も多い。もう下界の気分になる。

13:45 下山

登山口近辺の雪はさらに減っていた。春の訪れは十二分に近づいているらしい。

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5/4 白神山地(雪上ハイク 晴)

04:40 登山口

今回最も長いコースとなる予定の為できる限り早起きする。出がけに忘れ物に気づき車まで戻ったのだが慌てたせいか途中の階段にて足を踏み外し右足を痛める。幸先が悪い。

06:50 マテ山分岐

足が痛いながらも進む。雪がでてきた。

08:10 950近辺

だましだまし進むも足が痛い。さらにサングラスをどこかで紛失したことに気づく。雪目で帰りの車に影響まででると洒落にならない。GPSを仲間にたくし下山することとする。

09:15 白神岳(同行者のみ)

後にGPSを確認すると無事白神岳に登頂してもらえたらしい。

自分は足の痛みに耐えながら下山中。下りの方がきつい。早期撤退を選んで良かった。サングラスは無事拾えた。

12:00 登山口

休み休みなんとか下山やれやれと座り込んでいるとすぐに同行者も降りて来た。

かなりペースダウンしてたらしい。本当に先に降りておいてよかった。

これにて東北遠征は終了。良い経験ができたと思う。

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妙義山(相馬岳・白雲山)

★山行日

2019年5月4日(土)晴れのち曇りのち雷雨のち晴れ

★メンバー

みっちゃん(単独)

 

 元号が代わって時代は令和。気持ちも新たに?一発目の山を日本三大奇景の一つ、群馬県妙義山に決定。秋には紅葉が美しい絶景とのこと、その時には会員の方々と訪れたいと考えております。連続する鎖場でも有名ですがどの程度のレベルか下見を兼ねて行ってまいりました。

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 一人ドライブも趣味の一つ☻新緑の季節を楽しみながらハイウエイをひた走る…

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 松井田妙義ICから5分で妙義神社前に到着。我が家から距離にして290キロ、ノンストップなら3時間半以内。以外と遠くない。

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 今年予定している山行を考慮して購入したモンチュラの「ヤルテクノGTX」。軽量、高グリップを兼ね備えた期待の一品。今日どう働いてくれますか…

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 妙義神社で安全登山を祈願してから登山道へ。

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 新緑が眩しいです。

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 そこかしこにツツジが咲いてました。(色違いでピンク、白も咲いてました)

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 一発目の鎖場。ご丁寧に足を入れる穴が開いてますね。

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 全くたいしたことナシ。

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 奥の院というところを過ぎるといよいよ登山マップで危険ゾーンとかいてある山域に入ります。さてどのようなものか?

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 登っている途中で写真が撮れるぐらいですから。ただ岩のでっぱりが丸くてつかみづらいですかね。一部手足をふんだんに使ってよじ登ったところがありました。

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 カニ歩きで進みます。

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 細い溝を通るところ。ザックがすれてガリガリいってました(汗)

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 なぜビビり岩なのか意味不明。

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 背ビレ岩の意味はこれですかね。

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 予定よりスタートが1時間以上遅れたためか?登る登山者はわたくし一人。下ってくる人とは数名すれ違いましたが。縦走は難しいかな?じたばたしてもなので景色を眺めながらのんびり。

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 下ってらした方に撮って頂きました。妙義山には何度か来てらっしゃるとのこと。いろいろ情報を教えて下さいました。

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 核心部ですかね。7m+7m+30m。計44m鎖場。先が見えませんが。

 鎖は補助的に使って三点支持の方がわたくしにはやりやすいです。ハンドホールドのみで足はグリップを効かせてというところ、懸垂で降りるところ、使い分けてました。

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 クリア☻

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 こんなところがありました。なぜこのような形に?自然界の不思議。

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 相馬岳山頂ゲット。皆さん先に登られたあとでだれもいない…仕方ない自撮りっ。

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 ここにきて欲が出ます。あれに見える縦走予定だった金洞山。行きたいっ。遅くはなるけど行って行けないこともないような。

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 など考えながらザレた登山道を進みます。結構危ない。集中!

    としているうちにあんなに快晴だった空が急に曇ってきて雷が轟き始めました。雷が苦手なわたくしは恐怖で足が震えることに。尻尾巻いて退散です。金洞山手前の中間道から降りました。大粒のヒョウまで降ってきて…しばらく雨宿りしていました。

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 しばらくしたらまた青空が。無事妙義神社に到着。

 

 縦走できなかったのは残念でしたが、秋にまた訪れる予定。お楽しみを取っておくのもいいですね。山の形からして気分がアガる妙義山。確かに落ちれば滑落ではなく墜落、ただでは済まないところもありますが、変化に富んでいて雰囲気は明るいですね。気に入りました。次に来るときは複数名で、奇石と美しい紅葉のコラボを楽しみながら登りたいと思います。











 

至仏山 景鶴山 榛名山

★山行日

2019年5月3日~5日

全日快晴

★メンバー

オギ社長、ピークハン長、しげっち、かがやき1号

★コースタイム

1日目

鳩待峠11:30→至仏山山頂13:40→至仏山荘15:00

2日目

至仏山荘6:30→ヨッピ橋8:05→景鶴山11:15→ケイズル沢下部12:20→ヨッピ橋12:40→至仏山荘14:05

3日目

至仏山荘6:47→鳩待峠7:49→榛名山登山口10:45→榛名山山頂11:23→榛名山登山口12:25

GW尾瀬組は景鶴山へ遠征です。天候と道路状況に恵まれ、全山予定通り登頂できました。

 

1日目は至仏山から。
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鳩待峠から至仏山山頂までは雪切れはありませんでした。


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至仏山のピークは巻きます。最初にトレース切った人に感謝です。


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至仏山山頂。前回来たときよりも雪が多いです。


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山頂から滑降し、至仏山荘到着です。途中一回雪切れがありました。

 

2日目は今回のメイン、景鶴山です。
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はるかな尾瀬をヨッピ橋目指してひたすら歩きます。


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尾瀬の木道も橋以外は雪の下です。


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燧ヶ岳も滑りたいですが、山頂から滑降は無理そうです。


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東電小屋付近の取りつき。与作岳経由で山頂を目指すことにしました。


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赤テープとトレースのお陰でルートは明瞭です。


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与作岳から景鶴山山頂を望みます。

予想以上に尖ってます。


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景鶴山山頂。定員5人くらい?の広さでした。


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山頂直下に下れそうな斜面を見つけたのでそこから滑降します。


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左側の木は真っ直ぐ立ってたはずなので、40度くらいですかね。


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帰りはケイズル沢を下ります。デブリと雪切れを避けながらの滑降です。


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再びはるかな尾瀬至仏山荘目指して歩きました。

3日目はオマケの榛名山です。


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カッコいい榛名富士でなく、最高峰の方へ登りました。


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暑いなか熱いラーメン美味しそうですねw

3日間お疲れさまでした。

 

↓ 至仏山~景鶴山GPS

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↓掃部ヶ岳GPS

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白馬乗鞍岳(乗鞍沢滑降)

★山行日

2019年5月4日(土)快晴

★メンバー

沢ヤか?Y、全好調、まっきー、機関車(L・記)

★コースタイム

 白池1100m5:05⇒フスブリ山1944,5m9:18⇒白馬乗鞍頂上2456m11:51⇒乗鞍沢降り口2380m13:04⇒振り子沢登り返し地点1600m13:50⇒1866mPのコル15:12⇒白池1100m16:37

 

4年前にほぼ同じコースで白馬乗鞍山頂から東斜面を滑り振り子沢へ降っているが、今回は乗鞍沢がターゲット。沢登りでは何度か遡行しているが滑りはどんな感じなのか興味が有った。緊張(不安)と期待が入りまじった山行だったが源頭斜面は、雪質は安定しており快適な滑走が楽しめた。振り子沢への移動もスムーズに行え、とても満足の行く山行だった。天候と頼もしいメンバーに感謝です。

 

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今日は12時間行動の予定です自分のペースを守って行きましょう

 

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早朝のトラバースの連続は緊張しますクトーをしっかり効かせましょう

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日も昇り漸く歩きやすくなってきた

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ウド沢源流部は広い平坦地、帰りは漕がないと滑らない所も

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正面にこれから登るピークが見えてきた

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見た目よりも傾斜は緩く登り易いが、ようやく山を登ると言った感じ

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登るにつれて景色も良くなってきた

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稜線に出ると白馬乗鞍がドーンと構えて見える

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頂上を踏んだ後は正面の乗鞍沢源頭斜面を滑ろう♪

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フスブリ山からは一旦降り天狗原を目指します

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フスブリ山~天狗原はアップダウンが多く行程の中では苦しいところ

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天狗原からは山頂まであと300m時間にして1時間ちょい頑張りましょう

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   まだまだ下から登ってくる登山者が、ゲレンデ上部も確認できた

 

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山頂へは左側から巻いて殆んどスキーで辿り着く事が出来ました

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目的地へは一部雪が切れているため板を担いだ

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ようやく板がはける様になり緩い斜面で足慣らし

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乗鞍沢の降り口は下が見えないほどの急斜面だった

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全好調が果敢に攻める

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上から見るとこんな感じでまっさらな斜面

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雪質は安定したザラメで急斜面でも快適な滑りを楽しめた

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白馬乗鞍

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もう少し滑って行きたかったがそろそろ振り子沢へ移動する事を考えなくてはならない

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標高2100m位からトラバースして乗鞍沢と振り子沢の尾根へ

        振り返ると乗鞍沢上部に我々のシュプール

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その尾根から振り子沢へ滑り込んだ

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登り返し地点の沢を探しながら振り子沢を降って行く

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地図上に有る湿地帯で一息入れる

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僅かではあるが今回も雪解けあとからミズバショウが咲いていた

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地図上1866mP横のコルへの登り、標高差250mはやはりきつかった

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コルまで登ってくれば一安心、あとは降るだけ

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最後の快適斜面?

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帰りの片斜面は雪も緩んでおり快適に降って行けた





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ようやくゴール!お疲れ様でした!!

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乗鞍沢上部の滑走ルート

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利尻富士

 

 

★山行日

2019年4月29日(月)晴れ

★メンバー

スキー講師Y田(単独)

 

 利尻富士ー北海道、利尻島に位置する日本百名山。標高1,721m。最果ての富士山とも呼ばれるこの美しい山に、平成から令和の時代に変わるこのタイミングにて、わが富山労山が誇る精鋭の一人、スキー講師Y田氏が単独山スキーにて挑まれました。平成の山行ブログの大トリはこの方にお願いしましょう。未だ北海道を周遊中のY田氏に代わり、山行記事を作成させて頂きます。f:id:toyama-rouzan:20190430204748j:plain

♪春の光を胸に呼びたい~男鹿港~♬(小桜舞子「おんな男鹿港」より)

 フェリーにて一路北海道へ。秋田の男鹿半島

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 18時間の船旅を経て北の大地に降り立たれたY田氏。稚内での一枚。

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 船にて利尻富士を目指されます。なんと美しいのでしょう…

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 登山開始。他にも山スキーヤーの方がいらっしゃったようです。北の大地も下部はザラメ雪ですね。

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 オホーツク海をバックに。

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 スキー板は数本お持ちですが、今回はディナフィットの”デナリ”を使用されたようです。

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 絶景ポイントの8合目。

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 山頂が近づいてきましたね。利尻富士、本当に美しい山です…

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 もうすぐピークです。写真で見てもかなりの急登であることが伺えます。

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 10時10分登頂成功。山頂奥社の前で満面の笑顔のY田氏。背後は雲海でしょうか。

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 雲海を愛でながら滑走開始。実に非現実的光景ですが上部はアイスバーンだったとのこと。上級者のみ滑走することが許されるのかもしれません。

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 オホーツク海を懐に抱いて滑走。

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 滑走されたところを振り返られたのでしょうか。

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 大きな達成感と共に山に別れを告げられて。

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 下山後はこのようなものを食された模様。利尻ラーメンだそうです。

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 旭川では有名な人気店の味噌ラーメンを。最近のトレンドをおさえつつ、北海道グルメを楽しんでらっしゃるようです。

 このあとまだ数日間一人周遊の旅を楽しまれるご様子。いやはや羨ましい限りであります。どうぞ良い旅を…

 

技術、体力、行動力あってこそ実現可能なこの山行。Y田氏のご健闘を讃え、代筆にてこの記事を書かけて頂きました。           

  (記録代行・労山会員みっちゃん)

 

前大日岳・山スキー

★山行日

2019年4月28日(日)快晴

★メンバー

tada♂、しげっち、かがやき1号、浪速の直ちゃん、tada♀、よっぴ~、みっちゃん、まっきー、機関車(L・記)

★コースタイム

  6:15 人津谷林道入口(標高 590m)-8:50 デブリ(標高1210m)-9:10 文登研小屋(標高1310m)-11:30~12:00 前大日岳(標高1778.8m)- 13:40 文登研小屋-15:30 人津谷林道入口

★概要 

ザラメ雪限定のこの時期を狙って前大日から千石川源頭斜面を滑る考えでいたが、無情にも前日にまとまった雪が降ってしまった。雪崩のリスクが高いので仕方なく山頂手前のピークから北西側の尾根を滑る事に。今回は初登頂の人が4名、展望も良かった(還水平アークと言う珍しい現象も見れた)ので満足度は高い。

 

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林道入口まで車で入れたが称名道路はバリバリに凍っていた

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歩き始めから既に薄っすらと新雪が積もっておりシールで歩くメンバーもいた

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一段上の林道に上がるとシール歩行できたが沢の渡渉が3回ほど有った(帰り撮影)

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標高1000mを越えると快適に歩く事が出来た(新雪20cm位)

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標高1200m近くになっても割れている所も有ったが歩行には全く支障なし

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途中もの凄いデブリの塊が落ちていた

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文登研前進基地に到着、積雪は2m強だった

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休息後小屋裏の斜面を登って行く

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雪見平に到着(標高1566m)ここまで登って来ると景色が一変する

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山頂直下、空気が澄んでおり富山平野はもとより能登半島の先端まで確認できた

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5時間余りかけてようやく山頂に到着

虹が横方向に延びる『還水平アーク』と珍しい現象が長時間に亘って見られた。写真では1本だが更に上空にもあり2本出現。

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          薬師岳(左)と鍬崎山(右)をバックに

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山頂直下は重めだがパウダーを楽しめた

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前方に見えるピークを左から巻き北斜面の尾根を滑った

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北斜面と言ってもこの時期の新雪はもうアウト、林間も狭く時間をかけて降る

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最後のご褒美??いやいや激重パウダーで悪戦苦闘です

 

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千石川支流に降り立つとシールを貼って登り返し

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10分もすれば文登研小屋に戻って来れます

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人津谷は消化試合もいいところ消化不良だった

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林道の新雪もすっかり溶けアスファルトの舗装は歩き辛い

ー追記ー

リーダーの記されたブログにお邪魔します。平成のフィナーレを飾る?今回の山行にご参加の皆様の滑走光景です。

    (写真投稿・みっちゃん)

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     Good-bye 平成!


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                 GPS軌跡