toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

【読図山行】塔倉山

★山行日

   2024年6月09日(日)曇り

★メンバー

    GENJI、 ミスター、YSOK、 まがよちゃん、ななな、はな、ケイティ、スキー講師Y田、フクちゃん、しげっち

★コースタイム

   長倉登山口 9:20 ⇒塔の倉山頂 10:40~11:20 ⇒ 長倉登山口 13:20

★概要:

 山に登る前にベースコンパスの使い方の説明し、課題としてこれから登る塔倉山の地図をもとにベアリング表を各自で完成して貰った。また、これから登る山のルートがどのようなところか地図から推測した。等高線の間隔が狭いところは斜度が急で間隔の広い斜面は緩やかであり、等高線の間隔から斜度を計算した。下図②~③の斜面は100mの間に(1万分の1の地図では1cm)に等高線が5本あることから推定斜度は27度(Atan(50/100))。

 登山道は通常30度以下になるようジグザクに整備してあることが多いが、今回の塔倉山は登山道がまっすぐついていることから急登で下りの時は滑落のリスクがあることを推定した。地図からこれから通るルートのリスクを考えるのは登山計画をたてる上で重要でGPSに頼っていると身に付かない。

 長倉登山口から地図をクリップボードに挟み、登山道から視認できる谷地形、尾根地形を地図と照らし合わせ、現在位置を特定しながら登った。登山の移動時間は標準で垂直方向300mに45分、水平方向1kmは15分と言われており、垂直方向の時間と水平方向の時間の合計が標準の移動時間となる。あとは個人個人で遅い早いがあるので係数をかける。移動時間の目安は現在地を特定するうえで判断材料の一つとなり、実際の地形から得られる情報からメンバーと意見交換しながら現在地の特定をしながら登った。

 下山時もコンパスで方角を確認しながら下山した。登山においては尾根が合流する登りより、尾根が分岐する下りの方が道迷いするリスクが高く、下山時の方が読図が必要である。ベースコンパスを初めて使うメンバーがいたが、当講習会で、コンパスの使い方を取得して頂いた。

 なお、読図は一回の山行では身に付かないので普段の山行においても今回習ったことを実践して頂きたい。

国土院地理地図より 標高識別地図

 

 地図から地形を読むには慣れが必要でなかなか身に付かない。国土地理院地図は、色別標高図の機能があるので、これと標準地図を重ねると陰影がついた地図が閲覧できる。読図講習は、印影がついたこの地図を使っている。尾根と谷の形状が浮き上がって見えるのは便利だ。

国土地理院地図 色別標高図と標準地図を合成

地図を片手に地形と照らし合わせる

真剣に学ぶメンバー

山頂にて