★2023年5月28日(日) くもり
★メンバー:5名
機関車,稲ちゃん,よっぴ~,すーちゃん,YSOK
★コースタイム:
滝上発電所 7:30⇒ 中俣新道登山口 9:00 ⇒ 中俣山 10:25⇒ 1250m地点 11:40⇒1150m地点 12:20⇒中俣山13:00⇒中俣新道登山口 14:15⇒滝上発電所 16:00
本日は栂海新道の貴重なエスケープルートである中俣新道から黒岩山を目指しました。
小滝から谷沿いに直接滝上発電所に向かう道路は通行止めとなっていたため、高浪の池の横を通る道路に大迂回して発電所に到着しました。
発電所前のゲートから登山口まで1時間半の林道歩きで、崩壊箇所もなく歩きやすい林道でしたが、単調で疲れました。当日は一日中くもりだったので、林道で日差しにさらされることもなかったのが救いでした。真夏だと早朝のうちに林道を通過しないと、かなり消耗するかもしれません。
登山口には傾いた標識があり、そこから尾根への取り付きまで急登の連続。今年は藪払いがまだなのか、登山道全体にわたって藪がきつく、マダニが付かないように気を使いました。
途中の中俣山は登山道が少し平坦になった箇所に看板がかかっているだけで、うっかりすると見逃してしまうような通過点でした。
中俣山を過ぎるとちらほらと残雪が現れだし、雪解け直後の湿地帯に咲いたばかりのミズバショウが群生している箇所が何箇所かあり、これが今回いちばんの見どころでした。
1250mを過ぎたあたりでお昼になり、藪こぎでかなり消耗して、夕方から雨が降り出す予報もあり、お昼を食べて撤退することになりました。
下山して林道を下ってゲート前に着いた頃には雨がポツポツと降りはじめてきました。頑張って山頂まで行っていたとしたら、きつい下りの箇所で雨に降られひどい目にあうところでしたので、撤退で正解だったかなと思います。
携帯電話の電波は林道から登山道全域に渡って届きませんでした。
今回はゲートに車を停めたのは当会のグループだけで、他の登山者とは一度もすれ違うこともなく、踏み跡の状況からもあまり利用されていない登山道なのだなと思われました。ただし、指導の赤テープは要所要所に付いていて、道迷いする心配はありませんでした。
地形図や登山案内を見るかぎり、少しキツめの低山を登る程度の体力で十分かなと予想していましたが、整備状態があまり良くなく、思いのほか厳しいルートでした。
その他の本日見かけた花