★山行日 : 2022年11月27日(日) 曇り
★メンバー: 6名
スキー講師Y田, ぎっしー , まがよちゃん, ミスター ,稲ちゃん
(講師) しげっち
コースタイム: 9:00-15:00 岩瀬浜
内容:
①10mサークルの確認(ビーコン曲線)
②ビーコンを埋めての捜索
1台を埋めての捜索
2台を埋めての捜索
④スパイラルプロービング
⑤全体の流れの確認
11月9日より6回に分けて雪崩講習を机上で行っているが、参加者より北陸地方雪崩講習を前に一度、雪崩ビーコンの練習をしたいと要望があったことより、雪崩ビーコンに特化した練習を行うこととした。雪崩ビーコンの練習はビーコンを積雪に埋める事が多いが、11月27日現在、富山平野はまだ積雪が無いことより岩瀬浜の砂浜に埋める事とした。砂浜での雪崩ビーコンの練習は、以下のメリットがあった。
・積雪の中でやると寒く長時間実施するのは寒さへの忍耐がいるが、砂浜は割と暖かい時期でもできる。
・コースサーチの練習をしやすい。埋没ビーコンに対してアプローチ角度を振った際のトレースを菜箸を使って砂地に描いてもらったが、何回か練習するにつれ精度が向上した。この練習は雪面でトレースの足跡を使ってもできるが先行者の足跡に引き込まれにくく個人の実力がでやすい。雪崩における捜索はコースサーチからファインサーチへ移行するさいに正しく精度よく埋没者の方向へと進む事が必要とされ、理屈上はコースサーチが精度良くできれば、ファインサーチ(十字法)は不要である。ファインサーチ前にゆっくりとビーコンの示す方向に合わせ電波に乘らないと描いたトレースの弧は大廻になり誤差が生じる。
・ビーコンを埋めての捜索練習の際、雪上の場合、練習のため予めコース上の雪を踏み固める必要があるが、砂浜の場合準備作業が不要。