toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

三方崩山(東尾根)

日:3月11日
メンバー:コバ隊長、ボーダーT隊員
コース:登山口8:00〜山頂12:30〜登山口15:45
コメント
雪の状態によって大きく左右されるコース、今年は雪が多く、しかもこの日は冷え込んだので、条件は最高。
晴れの予報で、どこまで雪が緩むかが問題でしたがスタート。
9:00頃には日が当たり心配しましたが、やがて曇りになってきたので安心でした。
急な支尾根を頑張って登り、主尾根に上がるとトレースがあった。いつのか?前日?平日?
ここからしばらくは見事なブナ林。
やがて山頂が見える展望場所に。ここで一服。対面の山々もきれいに見える。(この日は猿が馬場山に、当会の山スキーパーティが行っている)
さて、この先は尾根が細くなり、いよいよ楽しみなリッジの連続となる。
少し進むとトレースは終わり。引き返したらしい。我々は進む。
いくつものアップダウンをクリアして、やや細めのリッジも雪が緩まなかったので快適に進む。ただし慎重に。
高度が上がるにつれ、風が出てきて、やがて雪が降ってきた。おや?天気予報は晴れのはずだが・・・
まあそれほどでもないので上着を着込んで進む。片側が崩れてすごく細いリッジが出てきた。わずか3mほどだが、久々に「おおー」ってな感じでした。なかなか変化に富んだ尾根だ。慎重に!
時折強めの風が吹いたが、無事に山頂へ(看板はなく、一番高いと思われるところ)到着。ほんとに条件が良かった!
写真を撮って早々に下山開始。
下りも慎重に。久々にアイゼン歩行だから。
風のせいでトレースは消えかかっている。わずかな時間でもこうなるんだから風が吹くとやはり注意が必要だ。
順調に下山する。とは言っても二人とも足がつる寸前。だましだましの下山。途中で雪が乱れているところがあったので、「あれはなんだ」と近寄ると、見事な雪洞だった。「へえーこの山で」と思ったが、確かにいろいろ(雪山訓練)するにはいいルートだ。
支尾根に入り、さすがに雪は緩んでいたが問題なく急な尾根を下って無事に下山しました。
いやー久々に楽しかった!!日帰りでこんなに楽しめるルートで、大満足でした。