☆ 期日 平成25年3月3日(日)曇りのち一時晴れ
☆ メンバー 平幹二郎(L)、御大、小堀遠州、ケン渡辺、ブルースウイルス、真子様、ちーちゃん、長州大力、セーネン、cooper
☆ コースタイム 漆山バス停横 8:00→鉄塔8:55→山頂(1159m)食事11:00〜11:30→登山口13:00
以前、某山で遭遇したご仁のHPによく紹介されている山に行ってきた。なかなかハードな滑りで、良い訓練になった。
国道41号線の漆山バス停の裏から取付き、そのまま雑木林の中を登る。点検道があるはずだが、Lのパワフルラッセルはそんなものは無視で、結構な斜度をジグを切りながらガンガン登っていく。小一時間で鉄塔に到着。ここからは緩やかになり、尾根をひたすら詰めて行くだけである。
標高700mを越えてからは、新雪は15センチくらいで、ところどころガリガリの斜面剥き出しの部分もあるので、一同注意して登る。そうこうしている間に天候も少しずつ回復してきて、ブナとミズナラの疎林の中を樹氷を楽しみながら登った。ときどき高原川の対岸の山々も顔を見せて、「よく来たね、頑張れよ」と励ましてくれる。
標高940mあたりからなぜか人工的な段々畑のような斜面になり、山城オタクの私はいろいろと空想をしていた。そうこうしている間に1150mの小ピークに到着。とても広々とした不思議な空間だった(まるで以前なにか建っていたとしても不思議ではないくらい)。そこから300mほど水平移動で進むと本日の目的地1159mピークに着いた。天気も良いので、ここでラーメンタイムをとる。
のんびりと食事をして、記念撮影をして、滑走開始。最初はシールを付けたまま動き出したが、登り返しは5m程度で、結果的には山頂からシールを外しても大丈夫であった。尾根沿いの緩斜面もガリガリ斜面と新雪斜面が適度に混ざり、なかなか滑りが難しい。私はついついへっぴり腰で弱気な滑りになる。
尾根上は登りのトレースを忠実に滑り下りたが、藪を避けて、標高620mで北側の谷に降りた。こちらの方は藪も少し少ないが、それでも気温も上がり、雪の状態も悪くなってきていたので、なかなかハードであった。それでも怪我をしないように慎重に降りて、無事に漆山バス停横に降りてきた。