日程:7月17日 日帰り。
メンバー:Y(L)、こば、ふく(記)
前もってトポは見ていたが、やはり行ったことが無い場所でトップの予定もなさそうなので、全く頭にインプット出来ていない。
もともと登攀力が貧弱なうえに、本ちゃん4年ぶり、さらに初めてのルート。何が何でも迷惑かけないように抜けなければいけないと、前夜ちょんぼ棒も慌てて製作。期待3、不安7で迎えたこの日であった。
登攀は、1Pから6Pまで、Yトップ。7P、8Pは、こばトップ。ふくはすべてビレイに徹した。
以前、何度か来ているYによると、支点が「整理」され、カムが無ければ抜けられないかなりきびしいルートに変貌していたとの事。
自分の感想は、支点が無いのはトップではないのであまり関係なかったが、カンテと命名されたルートだがチムニーを登るルートが多く、しかもすべて濡れている状態ではフォローといえどもかなりきびしかった。しかし、ヌンチャクA0、スリングA1を交えてではあるが、なんとか迷惑をかける事も無く登攀出来たので一応及第点か。
それにしても、支点極少、濡れたコンディションでも問題無くトップをこなすY、こば両氏には関心した。また、この日同じルートを登った全国各地から来ていた他のパーティーも「思ったより厳しい」と言いながらも、きちんとルートをこなしていた。
最近、本州の西の端からこの地に転勤してきたふくとしては、これが全国レベルなのだと改めて認識させられた一日でもありました。
それにしても、本ちゃんの緊張感と達成感(たとえすべてフォローでも)は、やはり代えがたくたまらないものでした。
前衛フェース全容
1P
1P終了点から2Pへ向かう先行パーティ
4Pチムニーを登るY
5P登攀のY
7Pを登るこば。ルートの核心ピッチ
7P終了点直前のY
登攀を終えほっと記念撮影その1
その2
錫上沢に懸垂