大品山~鍬崎山雪洞ハイク

★山行日

2020年2月29日(土)☀

★メンバー

しげっち氏(L)、よっぴ~さん、NOMO氏、ジャッカル氏、みっちゃん(記録)

【スキー3名、ワカン2名】

★コースタイム

7:00粟巣野スキー場ゲレンデトップ⇒9:20大品山⇒シールをつけたまま滑って登り返し⇒11:00鍬崎山1429m地点⇒雪洞堀⇒13:00鍬崎山1429m地点発⇒14:30粟巣野スキー場P

 

 このところのバイオハザード(生物災害)の各方面への影響は想像以上。当山岳会でも毎週実施していたボルダリングの練習会が一時取り辞めに。やはりというべきか影響が及んできました。明るいニュースが聞こえて来ないこの頃ですが、だからといってじっとしてばかりはいられないのが岳人、山登りplayerです。

 今シーズンの記録的暖冬で黒姫山で実施予定の一泊二日雪洞ハイクも雪不足で中止だったのですが、代替で日帰りできる近場の山でミニチュアの雪洞を作ってみようではないかとなりました⛄山の選択は悩むところでしたが前の週にアプリで山スキーの記録が出ていた鍬崎山に決定。大品山との縦走コースで行ってみました。

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 集合時、辺りはまだ真っ暗。今日はスキー3名、ワカン2名のメンバー構成。装備の確認とビーコンチェック。

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 雪不足で営業していないゲレンデを登っているうちに白々と明るくなってきました。

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 2日前に降雪があったので予想に反してのふくらはぎラッセル。ワカンだと潜ってました。

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 ゲレンデトップ着。

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 導水管の横の方から登っていきます。貯水池上の尾根は結構な急登&ガリガリ。クトーを着けました。藪はそれほど気にならなかったです。

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 雪をかぶった針葉樹の向こうには縦走予定の鍬崎山。今年は小雪で行きやすいとはいえ今日山頂到達は時間的に難しそう。行けるところまで行こうということに。

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 樹林帯に差し込む日の光を浴びながら。森の空気は澄んでいました…。

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 休憩タイム。

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 ワカンの二人。さすが若い男子。休憩の必要あるの?と思うくらい余裕。

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 大品山ピークへ。新雪が積もっていてもうクトーは必要なし。

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 大品山ピーク。本当にいいお天気。

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 正面に鍬崎山。尖った先端の山容、カッコイイですね☻

 ちなみにこの鍬崎山には富山城主だった佐々成政公が数百万両の軍用金を埋めて隠したという埋蔵金伝説が。山を眺めながらメンバーの意識は四百数十年前の成政公の時代へとタイムトリップ。

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 大品山ピークからシールを着けたまま滑って登り返し、鍬崎山1,429m地点に。今日はここでタイムアウト

 鍬崎山山頂ほどではありませんが、ここも薬師岳立山の展望台として実にいいロケーション。快晴の青空と雪の北アルプスコントラスト、美しいです。

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 休憩後、すぐ下の斜面でプチ雪洞を作ろうとなりました。ゾンデ棒で積雪深を測ると約1m30㎝。本格的な雪洞には少なくとも3mの積雪量が必要とのこと。

 余談ですがリーダーが座ってらっしゃるのは最近購入されたブラックダイヤモンドヘリオセンター116。今回の山行がデビュー戦です。後で滑った感想をお聞きしましたがなかなか素晴らしい浮力だったようです。なんて羨ましい⛷

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 すぐ下の急斜面でプチ雪洞作りスタート。まずは雪を集めて山にして叩いて固めて…。

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 なかなか楽しいです。完全に童心に帰ってました(^^♪

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 リーダーのザックはまるでドラえもんの4次元ポケット。いろんなものが出てきますが。シャベルですが鍬みたいな。作業効率はバツグン。畑を耕すかのように雪を堀り進めました。

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 あらかた掘って中を固めて記念撮影(^o^)

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 全容はこんな感じ。本格的な洞穴式雪洞は中で寝れるほどのスペースにします。来年こそは…。

 

 この後下山。わたくしはスキーで参加でしたが。鍬崎山を降りる時はやや重いながらも比較的滑りやすいパウダー斜面。シールを着けて登り返して大品山を降りる頃には雪はずっしり重パウに。貯水池上のガリガリ急斜面細尾根を降りるのはなかなかのスリル。ひたすら横滑りにての対応でした。あと細い通り道をスキーを担いで木につかまりながらトラバースするところも。後で思い起こせば「怖かったような面白かったような」なのですが…この時は正直言って怖かったです。

 スキー組の苦労をよそにハイクの二人組はスイスイ下山。二人に追いついたのはスキー場ゲレンデに出てからでした。

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 スキー場ゲレンデに無事帰還したところで今回実に”山岳会らしい”山行を提供してくださった???リーダー・しげっち氏とよっぴ~さんにポーズをキメて頂いて。お導きありがとうございました(人''▽`)

 

 今回の雪洞ハイク、わたくし個人の感想ですが。雪洞を作るのは冬山訓練の一環。冬山に入るのであれば万が一の時、寒さから身を守る究極のシェルターの雪洞を作る技能は是非とも覚えておきたいものです。もちろん雪崩の知識など学ぶことは他にもたくさんあります。

 ただ今回雪不足で本格的な雪洞作りの”予行練習”でお天気が良かったのもありますでしょうが、みんなで雪の洞穴を作っているうちにすっかり童心に帰ってまして。仲間と協力することの大切さと童心に帰ることのメリットがわかったような。無垢な気持ちになって頭がクリアになるからでしょうか?新しいこと、面白いと思うことをやってみようという意欲が湧いてきたような。来シーズン積雪があれば本格的な雪洞を作りに行くかと思いますが、訓練を楽しみながら出来たら仲間との結束も強まり能率もアップしないかな?と思ったりします(あくまでもわたくし個人の意見です)。

 その時のリーダーにお許しいただければですが。雪洞の中に雪のテーブルとか椅子を作ったり(”雪の女王”の氷の城を意識?)して仲間でチーズフォンデューなど囲んでみたいなと思ったり。

 もちろんあくまでも目的は冬山訓練、冬山のリスクから身を守る技能を身につけることが第一ですが。どんな山行になりますでしょうか?それはまた来シーズンに…