toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

大明神山(富山県魚津市)2082,6m

★山行日
2010年4月4日(日)快晴
★メンバー
EASさん、Yドクター、機関車(記録)
★コースタイム
片貝第二発電所発5:40⇒南又谷出合6:15⇒第二尾根取付き7:30⇒1292mP9:40⇒1853mP11:10⇒大明神山山頂12:20〜13:30⇒尾根末端の林道14:45⇒片貝第二発電所着16:00


富山の代表的な2000m級の山を3つ上げるとすれば、1つ目は越中駒ヶ岳2003m(誰が名付けたかは知らないがえっち駒とも言う?)、2つ目が鍬崎山2090m(全国的に知名度が3つの中では一番高い)、そして3つ目がこの大明神山である(と私は思っている)。


片貝第二発電所にゲートは掛かっていたが南又谷出合まで除雪は完璧だった。お陰で自転車は使えたが道路が所々凍結しており気を使った。
南又谷出合からシール歩行開始。第二尾根の取り付きまで雪切れの為、数箇所スキーの脱着が有った。取り付きから直ぐに小さい谷に入るが積雪は十分で帰りの滑りは楽だった。薄っすらとスキーの登りのトレースが有り、昨日のものの様だが降りのトレースが無い。全体的に薄い新雪の下に固い層があり、滑り易く登りにくい。標高1050m付近で傾斜も緩くなり幾分歩き易くなる。難所の手前標高1650m付近でテントを発見。昨日入山してここから早朝出発したようである。1700m付近の難所は雪がクラストしており、此処だけアイゼン歩行に切り替える。1853mPでようやく山頂付近が確認でき残りはあと僅か。


山頂手前でテントの主に会う。埼玉から来たご夫婦?で毛勝山までと足を伸ばしたが、時間切れで標高2200mで引き返してきたとの事。出発から6時間半余り、ようやく山頂に到着。風が強かったので穴を掘って休む事にした。お陰で食事や滑降の準備がスムーズに出来た。上部はクラスト、中間部は緩んだ新雪に手こずったが1000mから下の谷筋は、クラストした雪も緩んで快適な滑りを楽しむ事が出来た。




 
南又谷出合まで除雪は完璧(第二発電所前) 道はツルツルに凍っており押し歩く所も
 
南又谷林道は数箇所雪切れが有った    取り付き最初の谷は積雪十分
 
標高1400m付近の美しい斜面      背後には常に大倉山が見えていた
 
標高1650m付近でテントを発見      登って来た尾根(背後は大倉山と濁谷山)
 
1853mpから山頂方面          山頂1毛勝方面
 
山頂2釜谷山と剣方面          山頂3剣岳をアップで
 
前方1853mPへ向け滑り込む       下部の斜面が一番快適だった