toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

成谷山(富山県魚津市)1600m

★山行日
2010年2月28日(日)雨のち曇り
★メンバー
EASさん、アスリートさん、機関車
★コースタイム
片貝第二発電所手前小坂橋8:00発⇒柏尾谷右岸尾根取り付き9:20⇒900mピーク10:20⇒成谷山山頂12:40〜13:30⇒成谷1050m付近14:15⇒登って来た尾根に合流1160m14:50⇒林道着15:45⇒片貝第二発電所手前小坂橋16:30


本日は僧ガ岳の予定でしたが悪天候の影響で成谷山までとなりました。


朝5時、片貝最奥の集落の東蔵を過ぎた片貝川に掛かる橋(小坂橋)のたもとに集合。雨は本降りとなっており協議の結果、取りあえず僧ガ岳は中止とし、時間はまだ早いので天候の様子を見て行けるものなら成谷山までと意見がまとまりました。7時過ぎまで車の中で待機していると、雨もみぞれ交じりの小降りとなり重い腰を上げ準備に取り掛かる。


片貝川右岸の林道は雪切れが5箇所くらいあり、その都度スキーの脱着を余儀なくされた。取り付きの尾根から900mピークまでは、傾斜がきつく雪の着き具合も悪いので忍耐の登りが続く。標高1150m付近でようやく傾斜も緩み尾根も広くなる。この頃からガスも切れ視界が利くようになる。小さいアップダウンを繰り返すとようやく成谷山のピークが見えてきた。


山頂に着くと僧ガ岳のお出迎え。わずかな晴れ間に記念写真を撮りしばし休憩。準備をして滑り始める頃にはまたガスが掛かってきた。降りは今回のメインの成谷を滑る事にしたが、ガスと雪の重さで余り楽しむ事はできなかった。どうにかこうにか登り返し地点(1050m)まで降り、シールを貼って登って来た尾根に登り返す。登って来た尾根のトレースを発見して一安心。あとはシールを剥して降るのみ。


900mピークから2年前と同様主尾根のコルまで滑り、谷を滑って林道に降りて来たが、ここの滑りが一番楽しかった。林道はスキーの脱着が有り面倒な降りだが、多少滑るので登りより数段マシ。雪が重く体力を消耗しましたが予定の成谷を滑る事が出来て納得の良く山行が出来ました。




片貝川右岸の林道を行く        林道はこんな所が5箇所位有った

柏尾谷右岸の尾根を登る        急登の連続で我慢の登りが続く

900mピークで一息           標高1150mで広いなだらかな尾根になる

正面奥が成谷山

今日はここまで(成谷山にて)      僧ガ岳をバックに

成谷に向けて滑り出すEASさん     成谷は幅が狭く滑り辛かった

成谷1050mから登って来た尾根に登り返す