toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

大渚山(北&南)

【日付】2010年2月19日(金)
【山域】大渚山(北&南)
【メンバー】オギさん(L)、スキーヤーK(記)
【天気】晴れ一時雪
【コースタイム】
大草連(800m)7:35⇒大渚山(1566m)9:35⇒北面(1170m)10:30⇒大渚山(1566m)12:00⇒大草連(800m)13:30

予報では1日雪のはずだったのに、朝から晴れて風も無くていい感じ。前日の降雪は意外に少なかったようで、半分埋もれたトレースが残っていました。

オギさんと単独の男性が快調に飛ばして、ちょうど2時間!で山頂着。大渚山には毎年来てますが、これまでの最速記録です。きれいな樹氷雨飾山に迎えられて笑みがこぼれます。


以前からちょっと気になってた大渚山の北斜面、機関車さんの山行報告にも触発されて、今回初トライです。
あんまり下まで下りても面白く無さそうなので、1100〜1200m辺りまで下りてから、そのまま山頂まで登り返し、いつもの南面ルートを下りることにしました。
山頂直下はかなり急で重めのパウダー。雪崩が少し心配でしたが、大丈夫そうなので谷に入ってみたら、ふっわふわの底無しパウダー!うわ〜気持い〜い♪きれいな?シュプールが2本描けました。でも、この谷は雪の状態によっては危険なので、機関車さん達が下りた尾根の西側斜面の方が安全に楽しめそうです。


先行した男性は尾根沿いに下りていたので、滑りのトレースを辿って尾根に上がり、ラッセルを交代しながら登り返し。南面と違って雪が深く急斜面なので、なかなか大変です。ガスがかかり雪も降って来て、山頂はホワイトアウトでさっきとは別世界になっていました。
休憩は下りてから、と下りだしたら雪が止んでまた晴れて来ました。が、日当たりのよい斜面は手強いモナカ雪。最近ふわふわパウダーばかりで楽してるので、も〜どうにもならずに、しどろもどろ状態・・・
林道まで下りてから休憩して、またモナカに翻弄されながら車まで。のつもりが、ちょっと横に逸れてしまいましたが、無事下山。
南面の雪質は悪かったけど、北面の1本はそれを補って余りある最高のパウダーラン♪でした。