toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

袴腰山1159m(北・東両斜面)

【日付】2010年1月31日(日)
【山域】五箇山
【メンバー】EASさん、キヨさん、Yドクター、機関車(記録)
【天気】曇り時々晴れ
【コースタイム】
小瀬集落7:40発⇒キャンプ場跡地8:45⇒袴腰山頂上10:00⇒北斜面滑走⇒200mの登り返し⇒袴腰山頂上11:40⇒東斜面滑走⇒小瀬集落12:55



袴腰山の山容は文字通り袴に似た台形の形をしており、低山でありながら山頂から広がる北や東斜面は真っ白で砺波の散居村からは良く目立つ山であります。



五箇山インターから世界遺産の菅沼集落を過ぎ、小瀬集落手前の道路脇に車を停めて支度をする。小瀬集落から林道を50mほど歩き右手の斜面に取付く。直ぐに林道と交差するが、そこから狭い急な南東尾根の斜面を登って行く。このところの陽気で雪はザラメ状態。朝は硬く締まっておりクトーが無い自分(デアミール仕様のクトーではバーティクトの幅には入らない)は悪戦苦闘。



標高750mで菅沼キャンプ場跡地に出た。猿ヶ山方面が朝日を浴びスッキリと見渡せる。広い雪原で休憩にするには丁度良い所だ。が、先頭のEASさんはどんどん行ってしまうので休憩はお預け…



標高1000m位で10cm程度の新雪。山頂には10時丁度に到着。好天と時間も早いので予定通り北斜面を滑る事に。山頂直下はセッピが出ているので北西側にちょっとだけ移動して飛込んだ。雪質は良かったが新雪が少ない為斜面の凸凹がモロに来る。良い斜面を選びながら200m降った。ここで長めの休憩を取り、シールを貼り直して登り返す。



やぐらの有る山頂で記念撮影をして、今度は登ってきた尾根の東側の斜面を滑る。ここはもう雪は緩んでおり新雪が小さい雪崩を誘発。慎重に降り途中の林道に出る(標高850m)。林道から下は多少傾斜も緩み新雪もないので、グサグサの雪をテール滑りで快適に降って行く。



杉の植林が見えてくると杉の中を右へトラバース気味に降り、狙い通り谷鞍谷に延びる林道末端に飛び出した。後は林道をチョットだけ滑れば駐車場所近くの谷鞍谷に架かる橋に到着です。



今回雪質は悪かったですがパウダーをゲットするには中々良い斜面(北と東)だと思います。ただ無木立の斜面が多いので雪崩れには充分注意が必要かと。








 
林道は中途半端な除雪(車は通れない)   除雪してない方が良かった取付き斜面


菅沼キャンプ場跡地から猿ヶ山方面    標高1000m付近(右奥は人形山方面)
 
EASさんに着いて行くのがやっと    展望台が見えれば山頂です
 
山頂から猿ヶ山(左奥)          セッピを避けてここから北斜面に飛込んだ
 
EASさん、今日の滑りは違っていた   キヨさん、いつ見ても決まってます
 
Yドクターも魅せてくれます       登り返した後記念撮影
 
東斜面も快適に飛ばすキヨさん      林道から下の斜面が意外と良かった