★山行日
2009年9月20〜21日(両日とも晴れ)
★メンバー
コバ隊長、機関車
★コースタイム
【20日】尾沼谷入渓7:02⇒下部ゴルジュ入口10m滝(南沢出合)8:30⇒15m滝9:45⇒
2段10m滝10:20⇒5m滝11:45⇒ゴルジュ連漠帯(大高巻き開始)12:20⇒
大高巻き終了(テン場)900m16:00
【21日】テン場出発5:45⇒5m滝5:50⇒二又970m6:17⇒3段25m6:37⇒
噴出しの滝10m8:58⇒ゴルジュ4m滝11:25⇒高巻き終了14:10⇒二又
1480m15:20⇒稜線16:32⇒僧ヶ岳17:10⇒宇奈月尾根第二登山口19:45
渾身の山最終章は遡行の困難さから言えば黒部8千8谷の中でも10指に入ると言われる尾沼谷に行って来ましたが、うわさ通り凄いところでした。
南沢との出合から本格的な遡行となりますがゴルジュの入口から絶望的な滝の連続で、その都度高巻きを強いられた。その高巻きも滑り易い草付や傾斜のきつい岩壁でハーケンやカムを使用する難所も有り、高巻きも命がけです。
小滝も幾つか有りますが際どい登攀が続きました。
今回は運良く2日で帰って来れましたが、3日見ておく必要が有ると思います。
この険谷はメンバーの力量、人数によって成功の是非が大きく変わってくるでしょう。
本流羽衣の滝
下部ゴルジュ入口10m滝 高巻き後30mの懸垂下降
15m滝右岸の細尾根を巻く 高巻き中に見る15m滝
2段10m滝右岸のバンド状を際どく巻いた
5m滝
流石コバ隊長、難なく突破 ゴルジュ連漠帯
左岸の岩壁を登る(大高巻きの始まり) 高巻き中から連漠帯を見る
巨大なCS推定8m滝 更に上部遠くに本流の滝が
大高巻き終了(所要時間3時間40分) 降りた所がテン場に適していた
翌朝、遡行して5分5m滝(意外に際どい) 二又(標高970m)
前日、高巻き中遠くに見えていた滝(下部) 同じく上部
3段25m滝 勿論高巻き(所要時間約2時間) 滝を形成している岩壁が威圧的だった
3m滝 中央の流木にロープを掛けて登った 噴出しの滝10m右岸のルンゼから高巻く
[
3m斜漠 見た目よりも厳しい 最後の難所 壮大なゴルジュの中に
僅か4mの滝を高巻く(所要時間2時間30分) 難所は過ぎゴーロ帯が続く
鉱山の名残り? 二又を右へ(1480m)
稜線が見えてくる 稜線に出たぞ!(僧ヶ岳を背景に)
同じく北駒を背景に