鳥海山(2236m)

山行日
2009年7月19日(日)〜20日(月)  晴れ時々曇り
メンバー
かみっちょさん、スキーヤーK(L記)
コースタイム
7/19 3:30 常願寺⇒10:00 月山8合目⇒12:00 ビジターセンター⇒14:00 湯ノ台温泉
7/20 5:25 林道終点⇒5:40 滝の小屋⇒7:00 河原宿⇒8:40 伏拝岳⇒行者岳⇒七高山⇒10:45 新山⇒12:30 七五三掛⇒14:00 伏拝岳⇒15:00 河原宿⇒16:10 林道終点⇒湯ノ台温泉⇒0:20 常願寺


7月19日
天気予報では東北方面は大荒れ模様。朝の5時から米山SAのさばサンドで気合を入れて、とりあえず月山の登山口へ向かう。
月山高原ラインは、乗用車は少ないものの観光バスが次々と下りてきて、狭いくねくね林道を延々とバックさせられる。お天気のいい日には大渋滞で大変な事になりそうです。8合目の登山口の駐車場は濃霧と暴風雨で、レストハウスのトイレに寄っただけで撤退。麓のビジターセンターを見学し、付近の遊歩道を散策しようとした途端、穏やかだった空が一変して暴風雨に。
結局散歩もできないまま、湯ノ台温泉に向かいました。山麓の川は濁流で今にも氾濫しそうな勢いでビックリ。

鳥海山荘でのんびり温泉につかり、夕食までの合間に昼寝をしていたら、会長から電話で「生きとるぅ〜?」山形は土砂災害警報が発令されてあちこちで被害が発生し、心配をかけてしまったようです。
美味しい夕食でお腹いっぱいになり、翌日の天候回復の予報を信じて、早々に就寝しました。

7月20日
小雨と霧の中、鳥海山荘を出発。林道を上がって行くと、ガスが段々晴れて来ました。
林道終点の広い駐車場に車を停めて、滝ノ小屋へ。

滝ノ小屋からしばらくの間、登山道は川になっていました。石の上を渡りながら進むと、白糸の滝が立派な瀑布になっていて、その下の雪渓はツルツルのカチンコチン!念の為持ってきていた軽アイゼンが役に立ちました。
初っ端からこんな調子では登頂は無理か・・・と思いましたが、その先は特に問題なく、河原宿に着くと青空が広がり、外輪山が見えて来ました。

大雪渓・小雪渓は所々硬かったものの、アイゼン無しでも問題なく通過。雪が融けたばかりの所には、ポツポツとコシジオウレンが咲いていました。

アザミ坂の途中からはガスの中に入りましたが、外輪山に着く頃にはまた晴れて来て、岩だらけの新山がドーン!と目の前に。冬は雪に埋もれて全くわからなかった神社と参拝所がへばり付くように建っています。
振り向くと、キラキラ輝く雲海の中から月山も顔を出しています。

七高山までの外輪山の稜線には、鳥海山のシンボル、チョウカイフスマがあちこちに咲いていました。ホソバイワベンケイの群生も素晴らしく、あっちにもこっちにも絨毯のように密生していて見事でした。

外輪山から急坂を降り、神社にお参りしてから、新山へ。久しぶりに3点確保の岩場歩きが楽しい。

頂上は狭くて5〜6人でいっぱいなので、記念撮影の順番待ちでした。昨日の悪天で宿泊客はほぼ全てキャンセルされたらしく、今日は空いていますが、通常なら大混雑で相当待たされたに違いありません。

当初は鳥海湖まで周回する計画でしたが、下山ルート上の沢が増水して危なそうなので、外輪山を周回して下りる事にしました。
外輪山を内側から眺めながら千蛇谷を下って行くと、真新しい土砂崩れの跡があり、ワゴン車くらいありそうな大きな岩が雪渓の上に転がっていました。

千蛇谷の末端からは、山頂と外輪山の稜線の間に横たわる雪渓と青空、素晴らしい景色です。
七五三掛から外輪山への分岐がかわりにくく、少し行き過ぎてから登り返して、外輪山を伏拝岳まで戻りました。細い尾根上の道はすれ違いが大変で、ここも混んでいる時はかなり時間がかかりそうです。

アザミ坂は、マルバシモツケの花がいっぱい。雲海の隙間から日本海庄内平野も見えます。

大雪渓はガスの中でしたが、登りでルートがわかっているので迷う事も無く下りて、河原宿からはまた晴天。滝ノ小屋の上の雪渓も、ステップができていたのでそのまま下りて、無事下山。
ちょっと遊びすぎて下山予定はオーバーしましたが、変化に富んで歩き応えもあって、楽しいルートでした。
鳥海山荘に戻って温泉に入り、夕食難民になりながらひた走り、真夜中にようやく富山に戻りました。