南八ヶ岳

山域名
南八ヶ岳(硫黄岳、横岳、赤岳縦走)
山行形態
冬山登山
日時
平成21年3月7日(土)〜8日(日) 7日 晴れ、8日 曇り時々晴れ
参加者
wellpine(L)、シャリバテ(SL)、super athlete、ヤンクミ、博士、cooper(記)
コースタイム
7日(土) 富山発7:00=美濃戸山荘P 11:20〜11:50→林道終点12:45→赤岳鉱泉14:00
8日(日) 赤岳鉱泉 5:40→ 赤岩の頭 7:09 → 硫黄岳 7:45 → 横岳 9:21 → 赤岳展望荘 1054 〜 11:37 → 赤岳12:10〜12:30 → 地蔵尾根分岐 13:05→ 行者小屋 13:30 → 赤岳鉱泉 14:05〜14:40 →美濃戸山荘P 15:51〜16:06 =縄文の湯で入浴、その後、諏訪サービスエリアにて食事=富山着21:00

7日(土) 美濃戸→テン場
 諏訪市内のスーパーで晩飯の買い出しをして、美濃戸山荘Pに到着。全員70リットル以上の重いザックを背負い林道をのんびり進む。林道終点で、小休止をして、後は登山道を赤岳鉱泉のテン場まで黙々と歩いた。赤岳鉱泉に着いたら、アイスフォールのクライミング練習施設が見えた。たくさんの人が練習をしているのを尻目に、我々はテントを設営する。カモシカが近くまで寄ってきて、歓迎してくれた。日が暮れるまでまだたっぷりと時間があるので、みんなで明日の打ち合わせをして、持参してきたトランシーバー等で遊んでいた。夕食はすき焼きを腹一杯食べた。いつもながらテントの中で食べる食事は格別である。夜7時30分に就寝する。

林道を歩く                    林道終点

テン場到着                    テント完成

晩飯                        ヤンクミ大活躍!


8日(日) 硫黄岳→横岳→赤岳→テン場
4時に起きて、朝食は雑炊を食べる。5時40分、ヘッドランプを点けて硫黄岳に向かい出発する。テントはそのままにして、必要なものだけザックに詰めて、身軽になっての行動である。雪も硬すぎず、アイゼンの雪を咬む音が心地よい。針葉樹林帯をひたすら歩いている間に、だんだん陽が昇り始める。稜線に出たころは完全に明るく、北八ヶ岳が見えた。風は思ったほど強くない。登山日和である。硫黄岳山頂北面の断崖絶壁に恐怖を感じながら、なだらかな稜線を横岳へ向けて歩く。風が強くなってきた。横岳山頂直下の鎖場の手前ヨコバイでは、足元の雪が崩れやすく、手がかりになるものもなく、とても怖かった(「今後、3月に本ルートをとる場合は、ザイルと簡易ハーネスを持っていく必要がある」とのリーダーの弁であった)。他にもいくつかスリルあるところを慎重に切り抜け、横岳山頂に到着。北アルプスから乗鞍や御嶽まできれいに見えた。


硫黄岳から横岳へ 


横岳ピークにて メンバー全員!


「腹が減ってきたな」と思っていたら、赤岳展望荘はなんと営業しており、ここで温かい昼食にありつく。お茶も美味しく、カレーをみんなペロリとたいらげた。店の人によると、今日は入山者が比較的多いとのことだ。展望荘に別れを告げて、赤岳ピークまであと少し、もうひと踏ん張りだ。風が強く、雪の粒が顔を直撃する。痛いが我慢してピークに着くと、富士山のその雄大な姿を半分見ることができた。また、360度の展望に大感激であった。全員で写真を撮って、下山開始。最初は赤岳の南側の斜面を降りて、文三郎道で行者小屋に行く予定だったが、雪が多く、まったくトレースが分からない。少し行くと、バツ印があった。きっと通行止めになっているのだろうと判断し、リーダーの決定で、地蔵尾根から降りた。途中、安全な場所で、十分注意して、滑落訓練をした。本で読むのと、実際にやるのでは大違い。良い経験になった。あっという間にテン場に到着し、全員でてきぱきとテントを撤収する。行きは重いと思ったザックだが、大満足の今回の山行のせいか、ザックの重さはさほど感じなかった。皆の足取りも軽く、充実した表情だった。天気も最後まで持って、本当にメンバー全員の日頃の行いの賜物だ。感謝である。今回も快心の山行となった。縄文の湯という温泉に入り、途中夕食を食べて、富山に戻った。


赤岳                赤岳より