小白木峰(1437m)初滑り

今年の初滑りは昨年に続きこの山を選んだ。シーズン初めと言う事もあり、県内の低山はまだ藪が出まくりであるが、ここは下部の尾根が杉の樹林帯(林間も広い)で藪が薄い。少ない積雪でも快適に滑られるのが候補に挙げた理由。

大長谷温泉まではどんなに雪が降ろうと除雪が行き届いている。昨晩の降雪(20cm)で道中3台の除雪車とすれ違う。時間が早く温泉までまだ除雪はされていなかったが、テレマーカーMさんの愛車で楽々終点に到着。温泉の駐車場に車を停める。温泉は営業していないがトイレには外から入る事が出来る。

これは余談だが、実は以前(2年前)山スキーに来た時、下山後温泉の管理人にこの周辺にトイレが無い(登山者は朝が早い)のでトイレだけでも開放してくれないかと頼んでみたところ、翌週来た時には鍵が開いていて利用する事が出来た。さらに余談だがトイレから居間に通じるドアも開放されていたので(これはいくら何でもチト開放し過ぎじゃないですか管理人さん)施錠するよう忠告?しておいた。

準備をして、除雪してない国道(積雪1m弱)を出発。小1時間のラッセル後杉林の尾根に取り付く。尾根に乗るまでは傾斜は急だがほんの僅か。尾根に乗ってしまえば後は一定の傾斜が暫くは続く。杉林の下は、ある程度雪が締まっているので順調に高度を稼ぐ。標高約1100mから上は杉林も終わり自然林になって来るが、標高差にして50m程藪の煩い所があり難儀した。登りで苦労した位だから降りは…。

煩い藪を越えると疎林になり、ブナの大木も見え始めた頃1226mジャンクションピークに到着。降りの時は気を付けないといけない所で、うっかりそのまま主尾根を行ってしまう。と言ってもこの辺り何処を降っても国道に出る筈だが。この頃一瞬陽が差し天候の回復を期待したが、太陽が顔を覗かせたのはこの時だけだった。稜線付近に出るとラッセルも軽くなる。小雪がチラつき視界も今ひとつだが、風が弱いので山頂まで頑張る事にした。ようやく山頂に到着したが風も出てきたので直下でフライを被りラーメンタイム。

頂上から快適な滑降、と言いたいところだが、稜線上の1402mピークまで一旦登り返しが有るので、シールを付けたままそこまで移動。上部は傾斜が緩やかだが雪質は良いので良く走る。問題のヤブヤブを何とかこなせば杉林の斜面がより快適に思うほどだった。国道は傾斜が殆んど無いにも拘らず良く走ってくれた。これは下まで雪質が良かった証拠である。

下山後、温泉は正月で休業中なので何処に入ろうかと思案していたところ、温泉の中からヒョッコリ頭にタオルを載せた地元のおじいさんが出て来た。「今日はやっているんですか?」「あ〜あんたらも入っていかれ」?!ラッキー!!今年は正月から縁起が良いぜ。早速お言葉に甘えさせてもらった。でも勿論タダではありません。ちゃんと入浴料(500円)は払いましたよ。