- 2008年8月10日
- 小林(L)、尾田、奥野(記)
- 折立7:05 → 岩井谷橋8:00 → 鳶谷出合9:00 → 三角点の沢出合10:15 → ゴルジュ入口11:30〜11:50 → 高巻11:50〜12:30 → 詰めの沢出合 14:00 → 登山道(2130付近)14:28〜14:40 → 折立16:20
常願寺川水系の真川支流、岩井谷に行ってきました。折立を7時過ぎに出発、林道を4.5kmほど進んで岩井谷橋8時ごろに到着。真川本流と見紛う広い立派な巨岩の谷。堰堤を二つほど越えて遡行を開始する。
釣り人が3パーティ7人余りか、先行していた。しかし、岩魚は全く走っていない。釣り師も釣果はないみたい。三角点の沢出合を過ぎると傾斜も増し、巨岩もますますでかくなって、進路を見誤るとだいぶ戻らなければならないので結構大変。でも技術的には問題ありません。
やがてかなり大き目のオチ(10m以上あったかな?)を越えたらゴルジュの入口にかかる滝に突き当たった。滝の向こうは、大きく右にドッグレッグしていて更に滝が続く模様。入口の滝の様子を窺うが、これはチョット無理。しぞこなったら、ただでは済まないと判断、巻くことに決定。とあるガイドブックには左から巻いたとあったけど、右手から良さそうなルンゼが降りてきているので、それを巻き上がることとした。
50mアマリ登って崖の上に出る。そこから少し進むと降りれそうな潅木まじりの笹薮に出る。小さなルンゼっぽいところを下ると、あっけないくらいにゴルジュを抜けてしまっていた。7m位のまぁまぁ立派な斜瀑の上に出る。所要時間は30分ほど。ラッキーというか拍子抜けというか。
小休止後更に進むと、なんか良い感じでオチが見えてきた。オチの先は谷が開けている感じ。左手から顕著な支谷が出合っている。五光岩南側の谷かな。右手にはボロッちい藪沢。どうやらこれが登山道に抜ける支谷のよう。先行きに多少の未練を残しつつ支谷を詰め上げる。多少立った壁もあったけど、まぁ問題ない。30分ほどで登山道に出た。
登山道で少し休んでから折立に下山。猛暑のひと時、水と戯れた時間を反芻しながら帰途に着いた。