小川支流 荒戸谷〜黒菱山

  • 2008年8月3日
  • 尾田(L)、小林、但田夫妻、平井、奥野、金田(記)
  • 常願寺P発5:00 = 林道途中より遡行開始7:00 → 黒菱山山頂12:30〜13:00 → 登山道終点14:10 → 林道車デポ場所14:30〜15:30 = 小川温泉展望閣で入浴 = 常願寺P着17:20

荒戸谷へ入る林道を車2台で進む。途中でドライバーの尾田さんと但田さん以外は全員降車。ここでオロロの大群に襲撃された。尾田さんと但田さんは、帰路に使う登山道に至る林道の途中に但田さんの車をデポに行って頂き、尾田さんの車でもう一度遡行開始地点に近い林道まで戻って来て貰った。その間40分、それ以外のメンバーは先に遡行を開始させてもらった。(尾田さん、但田さん、ありがとうございます)

入渓して、涼しいせせらぎの音を聞きながら、気持ちよく遡行する。1時間くらいで最初の滝で、小林さんがこのF1(6m)を超人のように登り、確保してザイルを使い全員登る。ここで、奥野さんが残り、但田さんと尾田さんを待った。それ以外のメンバーはゆっくりと遡行再開。途中で40分のビハインドをものともせず、お二人がかっこよく登場。全員集合で一安心となった。下界は35度を越える猛暑の中、沢登りはとても快適で、水浸しになるも、それもまた一興と喜んでいる自分がいた。

喜びもつかの間、二つ目の滝が待ち構えていた。F2は10mの滝で、水量がすごかったが、これも小林さんが神業のように、するすると登り、連瀑であることが判明。F3は5m。小林さんが、これも慎重に登りきり(凄い!)、我々は安心してザイルを使い、登らせてもらった。

いくつかあった分岐点では、平井さんとリーダーの尾田さんのGPSがあるので、指示通り進み、特に迷うことも無く進む。終盤になり、F4出現。約10mの滝を、今度は奥野さんがさらりと登り、拍手を浴びる。私はザイルのおかげで、水圧や恐怖感に耐えてなんとか登ることができた。(私は耳に水が入り、つらかった。平井さんはステキなゴ―グルをつけて、優雅に登っておられた)

その後も支沢のすごい滝に圧倒されたりしながら、小さい滝をいくつか直登したり、まいたりしながら、登っていくと、ついに沢の水が無くなってきた。山頂まで標高差150メートルくらい、藪漕ぎ開始である。「藪漕ぎ隊長(これは本当でしょうか?)登場!」と周りから言われて、奥野さんが、「1時の方角だなぁ・・・」なんてつぶやきながら、引き続き先頭を進む(渋い!)。私はただ無心でついて行く。40分くらい登ったら、奥野さんが、「着いたよ。刈り込んである」と言われた。声の方に進むと、明るくなって、ピークに到着した。先の見えない薮漕ぎをロス無く先導された奥野さんに感謝である。

黒菱山ピークでは、全員にハイタッチしてもらい、これまでに無い充足感でいっぱいになった(登山道以外でピークハントしたのは、今回が始めてです)。景色も良くて、たっぷりと堪能した。但田さんの奥様からは全員におかずのおすそ分けがあった(美味しかったです)。おのおの食事を済ませて、今度は登山道を使って下山する。ペースが速く、私は途中、何回か尻餅をついた。「尾田さんがトップだともっと速いよ」と言われ、スーパーマン達の驚愕のボディバランスと脚力に舌をまく。こんなペースで結局1時間強で、登山道入り口に着いた。但田さんの車まで、林道を歩き、申し訳ないが、但田さんと尾田さんにデポした車をとりにいってもらう。われわれは林道をオロロと格闘しながら歩いて、集落のあるところでお二人の帰りを待った。お二人の車が来て、近くの小川温泉展望閣まで行き、展望大浴場で汗を流した。

初めての沢登りを終えて、同行の皆さんに対する感謝の念で一杯である。行きの車の中で、私は少しびびり気味だったが、これまではネット上で見ていただけのつわもの達と、実際に会話し、指導してもらい、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができた。本当にありがとうございました。