toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

日尾谷(金剛堂山)

★山行日

2020年7月19日(日)曇り時々晴れ

★メンバー

スキー講師Y田、ジョー、ミスター(元会員)、お試し君、よっぴ~、まっきー、スーちゃん、まがよちゃん、リバティ、機関車

★コースタイム

日尾谷出合(828m)7:35⇒入渓8:30⇒直登沢出合(1040m)9:24⇒奥金剛の支流(1300m)11:20⇒奥金剛南側コルの登山道13:31⇒奥金剛(1616m)13:40~14:00⇒栃谷登山口16:40

 

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   日尾谷出合から林道を30分程歩き最終堰堤を過ぎてから河原に降り立つ

 

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   夜遅くまで雨が残っていたせいか水量は多めだったが水は濁っていなかった

 

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       水量が多いせいで小滝の通過にも時間が掛かった

 

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    3m前後の小滝はいくつか出て来るがフリーで問題なく通過できる

 

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   ようやく青空も広がり暖かくなって来た。沢登りはこうでなくっちゃ

 

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             軽快?に小滝を登るメンバー

 

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     よく 見渡せばホールドは幾つも有り快適に登って行けます

 

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 標高1300mの二又で左へ入る。この沢を登って行けば奥金剛南側のコルに出る

 

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   傾斜が増してくると小滝が沢山出てきたが容易に登れるものばかり

 

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     源頭部付近まで水が豊富に流れていたので快適だった

 

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   最後は藪こぎで10分程昇り詰めると読み通り最短で登山道へ出る事が出来た

 

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  奥金剛で大休止。思っていたより時間が掛かったが帰りの登山道も長かった

 

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白木峰・大坂谷(久婦須川源流)

★メンバー
機関車、スキー講師Y田、K社長、ジョー、すーちゃん、まっきー、よっぴ~、ケイティ、リバティ、ミツバちゃん、しげっち、NOMO

★コースタイム
大坂谷出合1050m8:00−1140m二又9:30−1200m二又10:00−1360m二又11:20−登山道12:15−白木峰山頂12:35〜12:50−1380m藪漕ぎ突入13:25−新林道14:00−1155m白木峰登山口14:25−大坂谷出合15:00

 

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入渓。水温が低く冷たい。モヤが掛かる。

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最初の二又(1140m)

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簡単に登れる小滝。

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藪を抜けて登山道へ。




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ガスがかかっていたが、雨に降られることはなかった。

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白木峰山頂。帰りは1380mから藪漕ぎして林道で下山。

お疲れ様でした。

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雑穀谷岩登り訓練~其の二~

★開催日

2020年6月27日(土)晴れ(夏日)

★参加者

しげっち、スキー講師Y田、ちこ、ぎっしー、ひかり号、浦G、まっきー、すーちゃん、みっちゃん(記録)

★登攀ルート

Aフェース、Bフェース、オラッチャロック(ジョーズ)、堰堤ルート

★練習メニュー

ボディビレイ、支点確保、懸垂下降、マルチピッチ

 

 梅雨の中休みで暑い日でしたが2回目の雑穀谷岩登り訓練を実施しました。今回も前回と同じ練習メニュー。参加者で初心者はまたまた3人。うち一人はこの日が雑穀谷デビューです。ベテラン勢の不完全燃焼防止&本格的にクライミングをやりたい会員の為に登るルートはバラエティに富んだ設定に。講習内容は山屋たるもの覚えておきたい充実の内容でした。恵まれている…と言っていい環境かと思います。

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 夏日のせいか?ガラガラのクライミングゲレンデ。どこでも登り放題。

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 今日も初心者にまずはザイルワーク基本の説明。

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 今日が雑穀デビュー。登れましたね☻

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 登ったら降りる。ザイルという道具を使って自分の足で一歩一歩…。

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  ガンバ📯! 

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 ベテラン勢も。お時間を割いていただきありがとうございました<(_ _)>

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 岩登り数回経験者?にはリード(先頭)で登る練習、支点確保の練習を。

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 午前中はAフェースで、午後からはBフェース組と堰堤ルート組に分かれて訓練。堰堤ルートは初心者のレベルに合わせて途中まで。Aフェースと難易度はそれほど変わらないようではありましたが。

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 Bフェース組。

 

 それぞれの訓練が一段落したところで5人がオラッチャロックの方へ。個人的にはいろんなワザを駆使して登る楽しさを堪能できるルートだと思いました。最上部まで行くのにはもっとトレーニングして場数を踏まなければ…ですが。

 この日も予定時間をしっかりオーバー。まだまだ登っていたいところではありましたが適度なところで区切りを。オラッチャロックの下降で訓練を締めました。暑い中一日ありがとうございました<(_ _)> 

 

 

雑穀谷岩登り訓練

★開催日

2020年6月21日(日)晴れ

★参加者

しげっち、スキー講師Y田、ジョー、O嬢、ミスター(旧会員)、お、ちこさん&クライマーY島(別ルート)、みっちゃん(記録)

★登攀ルート

Aフェース、Bフェース

★練習メニュー

ボディビレイ、支点確保、懸垂下降、マルチピッチ

 

 冬からのコロナ騒動もようやく収束の兆し。当たり前の日常が徐々に戻ってきつつあるこの頃、山登りも自粛ムードはずいぶん緩和されて毎年この時期に行っていた岩登り訓練を実施することができました。当会は夏には沢登りの山行が盛んで、また北アルプス剱岳、槍・穂高岳なども毎年何かしら計画があがりますので、岩場での身の処し方や沢登り、岩登り、フリークライミングに共通のロープワークや登下降の技術を覚えておく必要があります。初心者ばかりでなく会のベテランも自分の技術確認のために参加されます。この週末、土、日曜日とも訓練の予定だったのですが、土曜日は天候不良により中止に。日曜日のみの実施となりました。

 

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 雑穀谷Aフェース。中央とやや難易度の高い左側のルートにトップロープをかけ訓練開始。まずはベテランより初心者にロープワーク基本事項、クライミングギアの使い方の指導。

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 初心者3人、真ん中のルートは比較的難なくクリア。この左側のルートが初心者にはなかなかきついのです。3人ともほうほうの体でどうにか登ったといったところでしょうか。

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 ベテランのビレイは安心なのですが。これも覚えておくべき技能。交代でさせていただきました。

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 旧会員の方も応援に駆けつけてくださいました。別ルートにいらしたクライマー会員の方も様子を見に来て下さり、温かい声掛けをして頂きました。感謝の極みです。

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 午後からはBフェースの方へ。マルチピッチの訓練。本来ならリード(先頭)で登るのを交代でするのでしょうが。初心者はベテランについてセカンドで登りました。

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 難易度はAフェースとさほど変わらないかと思いますが。距離は長くなります。

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 先生のいらっしゃるところを目指します。

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 登り切ったらあとは懸垂下降で降りていきます。

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 高度感との闘いは自分との闘い。落ち着いて慎重に…。こういった体験は非常時に落ち着いて行動できる強いメンタルを養うトレーニングにもなるかと。

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 ベテランの懸垂下降はやはり違います。猫のようにしなやか。こういったお手本を間近で見るのも非常に勉強になります。

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 練習メニューを一通りこなし終わったのが16時。実に内容の濃い一日でした。お天気にも恵まれ(暑かったですが)、岩も乾いていて登りやすかったのではと思います。

山岳会に入っているからこその貴重な経験、訓練を実施して頂いたことに初心者3人、この場を借りてお礼申し上げます。教えて頂いたことを繰り返し練習するとともに、安全確認など総合的な知識の習得にも目を向けてより山を楽しむことができたらと思います。

【360°絶景】クズバ山・中山

★山行日

2020年5月30日(土)快晴☀

★メンバー

ジョー、スキー講師Y田、みっちゃん(記録)

★コースタイム

7:45中山東小糸谷登山口⇒10:25クズバ山⇒10:55クズバ山出発⇒12:10中山⇒12:45中山出発⇒13:20中山馬場島橋登山口

 

距離 ➡ 7km

標高差➡ 登り1200m  下り1300m

行動時間➡登り2時間40分  下り1時間50分(中山経由)

 

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言もようやく全国で解除に。山登りplayerにとって待ちに待った登山「自粛」の解除です。とはいえ、未だ国内に感染が広がっている県があり、第二次感染拡大が危惧されている中での登山再開。再開の道のりは焦らず一歩ずつ前に進んでいけたらと思います。

 今回3人で行ってきましたのは富山の百山の一つ「クズバ山」、その手前にちょこんとある「中山」です。剱岳の展望台としても知られる山、快晴のこの日、自粛後の体力トレーニング兼絶景を期待しての山行です。

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 富山市内からマイカーで1時間。快晴の馬場島キャンプ場に到着。

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 新緑が眩しいです。

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 まずはクズバ山へ。登山道はよく整備されていました。

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 せせらぎの音が心地いい…。どこかで鶯が鳴いていました。

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 暑くて…マスクは外してしまいました。夏用のマスクが必要かもしれません。ソーシャルディスタンスは意識してはいましたが。美しい新緑の山、どうしても会話が弾みます。

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 この季節ならではの花が沢山咲いていました。「カタクリ」。可愛らしい花です😉f:id:toyama-rouzan:20200530095510j:plain

 「世の中のうきもつらきも慰めて花のさかりはうれしかりけり」~花山天皇拾遺和歌集』より~

 桜の花ではありませんが…。

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 1600m地点くらいからところどころ雪が。アイゼンは必要ナシです。

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 夏山の山容の剱岳

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 このクズバ山、登り始めからずっと急登続きでほぼアップダウンはなし。とても登りがいのある山です。自粛期間中体力維持の為トレーニングしてはいましたが。

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 振り返ると”Mr体力”は健在でした。お二人とも素晴らしい体力レベルです。

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 急登を登り切りクズバ山山頂に到着。最近ではなかなかいないアゲハ蝶がたくさん飛んでいました…。

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 山頂は360℃超絶景展望台。たぶん。この世界で一番好きな山剱岳が間近にドーン。この日の剱サマは一段と美しい…。今シーズンもこの方に妄想恋愛間違いなし☻f:id:toyama-rouzan:20200530102651j:plain

 大日岳。

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 大猫、猫又方面。

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 山頂には7,8人くらい登山者の方が。剱サマとの記念撮影をお願いしました。美しい山々に囲まれている幸せを噛みしめて…。

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 ガスが出てくる前に中山の方へ行きたいなと思っていましたので。登ってきた急登を一生懸命降りました。f:id:toyama-rouzan:20200530123856j:plain

 中山山頂。残念ながら剱サマの山頂はすでにガスの中😢

 自粛解除後間もないせいでしょうか。山頂はおそらく普段より登山者の方は少なめでした。

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 中山でランチしてから馬場島橋登山口へ。まだお昼過ぎで暑かったのですが風が心地よくて。なんとも爽快な疲労感。登山やっててよかった…改めて思いました。

 Withコロナですから。日常生活も山登りもすぐに元通りとはいかないかとですが。こうやって山に行けるだけでも幸せなこと。山を敬う気持ち、人をいたわる気持ち大切なことと再認識、そんな山行でした。ご一緒して下さったおふたかたありがとうございました<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

焼山(山スキー)

★山行日

2020年4月11日(土)晴れ

★メンバー

スキー講師Y田、ジョー、みっちゃん(記録)

★コースタイム

7:05林道焼山線登り口⇒9:55~北面大地⇒11:00標高1,700m地点⇒11:30滑走開始⇒13:40林道焼山線登り口

 

 このところの新型コロナウイルスの感染拡大、被患された方々とご家族、事業等に影響を受けられた方々、非常に辛い思いをされていらっしゃるかと推察いたします。この文面を借りて謹んでお見舞い申し上げます。

 

 世界中で猛威を振るうこのバイオハザードは1,2か月で終息するようなものではなく長期化を覚悟、日常生活では感染を防ぐために諸々自粛ですが。長期化すればどうしても閉塞感は募るだろうなと思います。それもどうかと思うのもあり、厳重に注意を払った上で山スキーに行ってきました。登山者がウイルスの媒介をすることになどならぬよう、3密にならないこと等徹底させた上で。

 行き先は新潟頸城の焼山、登頂は意識せず精神の安定を図る目的と体力維持の為のトレーニングを兼ねての山行です。

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 小雪の今シーズン、笹倉温泉の上、林道入り口前まで車で行けました。

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 林道入り口。雪は始め途切れ途切れでしたが思ったよりは早くシール歩行できました。

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 谷間の集落と周囲の山々、その向こうの海も見えました。長閑な春日和、どこかで鶯の鳴き声が。

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 途中で林道をショートカット。一面雪景色。新雪が10センチほど積もっていました。我々の他に4パーティと単独のスノーボーダーの方が登っていらっしゃいました。

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 目指す焼山。唯一無二の山容がくっきりと。

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 北面台地まで来たところで小休憩。活火山ですので噴煙が時折上がっています。お隣は火打山。時間の許す限り行けるところまで行ってみます。この日はスタート時間が遅かったので登頂は難しいですが山頂直下はかなりの急登とのこと。

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 青空に映える美しい焼山を正面に臨みながら広大な北面台地を歩いていきます。

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 気温が高いせいか?登っていくにつれてガスが出てきて。

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 標高1,700mでもはや視界不良。これ以上行っても危ないですので登りはここで終了。登頂する場合、ここから時間にして2時間ほどでしょうか?

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 視界が悪いですので注意して滑走開始。

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 北面台地まで降りると大分ガスは晴れていました。

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 時間には余裕がありましたので、メンバーで写真を撮り合いながら降りてきました。

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 駐車場所前にゴールイン。お疲れ様でした!

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 桜の蕾が大分膨らんでいました。開花まであと少し、この地域の本格的な春の訪れはこれからですね…。

 

 今回の山行を終えてつくづく感じましたが。山登りは一篇の詩のようなものと誰かが言っていましたがまさにその通りで。山へ行けばそこは日常を離れた世界。美しい景色を見たり、自然が奏でるいろんな音に耳を澄ますことは心身のバランスを保つのに非常にいい効果があるかと思います。

 あくまでもわたくし個人が思うことですが。コロナウイルスも人間と同じく自然が生み出したもの、地上に出てしまった以上完全な撲滅は難しくてワクチンなどで防御しながら共存していくことになるのかなと(インフルエンザのように)。ただそこに至るまでにはまだまだ時間がかかりそう。山登りに限らず楽しみを見つけて心のバランスを保つのは大切なような。

 もちろん日常生活での自粛や手洗いなどの徹底は当然のこと。「徹底」と「バランス」で山を楽しめたらいいなと思っているのですが…。

 このような状況下だからでしょうか。些細ないいことがあっただけで以前よりそれを幸せだと思うことができます。山登りならピークハント出来なくても山に行けるだけで幸せ。今回の山行で改めて思いました。あと、家族や仕事仲間、心許せる友人たち…人として当たり前なことですが大切にしなければとつくづく思うこの頃です。

大崩山(2520m)乗鞍周辺

★山行日

2020年4月5日(日)曇り 【スノーハイク】

★メンバー

よっぴ~、スーちゃん、まっきー、機関車

★コースタイム

久手牧場発(1374m)7:45⇒夫婦松(1973m)9:40⇒大崩山山頂(2520m)12:30~13:00⇒夫婦松13:55⇒久手牧場着15:35

 

シーズン当初からスキーで久手牧場より大崩山及び猫岳を計画していたが、雪不足や悪天候などでとうとう4月にずれ込んでしまった。情報では下部の斜面にはもう雪が無いと言う事なので歩きで行く事になった。

 

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久手牧場の林道入口付近には雪が殆ど無かったので車で入ってみようとも思ったが直ぐにゲートが掛かっていた

 

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林道をしばらく歩くと雪が出てきたが斜面には殆んど無くショートカット出来ない

 

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牧場の上部まで上がって来ると積雪は十分に有りツボ足で快適に歩く事が出来た

 

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出発から夫婦松まで約2時間、良いペースで上がって来た

上空から太陽の光を感じるが薄い靄が立ち込め視界はあまり効かず

 

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スカイラインを何度か交差しながら標高差であと100mの所でアイゼンを装着し最後の登りにかかる

 

 

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GPSで現在地が山頂である事を確認したがガスは取れず展望は無かった

 

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山頂で30分程いたが風は殆んど無かったので寒さはそれほど感じず

 

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夫婦松に降りてきた頃は晴れ間も見えてきたが上部に有る雲はそのままだった

 

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帰りはアイゼンが良く効いてサクサク降る事が出来た(正面に見える山は輝山)