toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

乗鞍岳(位ヶ原まで)

★山行日

2020年3月21日(土)快晴

★メンバー

スキー講師Y田,しげっち,よっぴ~,ジョー、みっちゃん,かがやき1号(記録)

★コースタイム

9:15Mt.乗鞍ゲレンデトップ⇒10:27位ヶ原山荘分岐⇒10:50位ヶ原(2480m地点)⇒10:55滑走開始⇒11:43三本滝レストハウス前⇒12:28第三駐車場

本日は焼岳の予定であったが,安房峠の道路が凍結で登れず…。

急きょ予定を変更し乗鞍岳へ行くこととなった。天候は快晴であったが,てんくらの予報通りの強風。位ヶ原の台地に乗り上げたところであえなく撤退となった。また来週出直しますか。

寒い中リフト券売り場を開店待ち。

ようやく念願のリフトに乗れました。

ゲレンデトップはご同業さん多数。

スタート時は沢山おられましたが…。バラけるので混雑感はなし。

快晴ですが,明らかに雪煙が舞っている…。

位ヶ原山荘の分岐へ到着。

ここまでは風も大したことなかったのですが。

位ヶ原の台地に乗り上げると,てんくら予報通りの暴風。

本日はここで撤退します。

お疲れさまでした。来週また出直します。

 

💡なかなかいい写真がありましたのでここに添付します。

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 4人衆を前にナゼか???連想。

  疾きこと風の如く

  徐かなること林の如く

  侵掠すること火の如く

  動かざること山の如し

  《 風・林・火・山 》 ここ甲斐の国でないのですが。

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 見守る大先輩。さしずめ「諏訪御前(武田勝頼公の生母)」といったところですか。

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 降臨✨\(^o^)/

大渚山(山スキー)~ラストパウダーを求めて?

★山行日

2020年3月14日(土)雪⛄

★メンバー

k社長(L)、スキー講師Y田、しげっち、よっぴ~、ジョー、みっちゃん(記録)

★コースタイム

8:25大草連⇒11:30大渚山⇒12:10滑走開始⇒12:30ラーメンタイム⇒14:50大草連

 

 雪不足で行き先に悩んだ異常気象の今シーズン、3月に入ってから一段と気温の高い日が続いています。予想以上に雪解けが早く場所によっては5月の連休時のような積雪量だったり。それでも意地でも山スキーをやりたい…となると思い浮かぶのは日本屈指の豪雪地帯の小谷エリア。先月行った「大渚山」は暖冬に強い山、十分春スキーを楽しめそう。お天気は次の日の日曜日の方が良さそうでしたがメンバーの仕事の都合などありましたので。スキーが滑れたらそれで👌。もしかしてラストパウダー???

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 道中ずっと雨だったのが大草連地区が近づくと雪に変化。さすがは豪雪地帯。期待を裏切らない展開。

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 ハイクアップ前のビーコンチェック。正常動作を確認してアクシデントへの備え。

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 林道からハイクアップ。3週間前に来た時より雪が激減してました…。

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 それでもスキーを滑るには十分な積雪量。

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 我々の他にスノーボードのパーティーも。今シーズンこの山は例年よりバックカントリーヤーで賑わう山になってますでしょう。トレースは滑りやすいところも。

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 大渚山ピーク。お天気が良ければ雨飾山などが一望できるのですが。天候が天候ですので展望は次回までおあずけ。

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 北斜面を滑って登り返すかメンバーで話し合いましたが。視界が悪いのと時間の都合などでそちらも次回のお楽しみにとっておきます☻前回やたら楽しいどパウダーだった南斜面、今日はどうでしょう?

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 しっとり潤ったなんちゃってパウダー。なかなかターンがしずらいです。手強い!

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 いつもと全く変わらない滑りの方もいらっしゃいますが。「今日はスキー技術向上の

為の特訓をしろということかも」。物事は前向きに捉えることが大切かもしれませんね。そう思うと何やら楽しくなってきます。

 あと、滑っている途中木々に積もった雪が舞っていて雪の桜吹雪…。幻想的でした…。

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 ツリーランは十分楽しめます。

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 急斜面で凍っているところも。横滑りにて対応。

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 この日の雪質は転倒しないためにコツがありました。

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 大草連駐車場所にゴールイン✌いつの間にか雪が止んでいました。

 

 前回と同じく白馬エリアの「風吹荘」で鉄分を含んだ源泉かけ流し湯を堪能。冷えた身体がじんわり温まりました♨

 

 今回条件が悪いながらも終わってみればなかなか充実の一日。条件が悪い時があるのも山スキーの側面。勉強になったなと思います。今季はもうパウダーシーズンは終わりかなと思うのですが、まだまだうっかりパウダーは大歓迎です(^o^)

 

 

大渚山

★山行日

2020年3月15日(日)快晴

★メンバー

ピークハン長、かがやき1号(記録)

★コースタイム

7:49大草蓮⇒8:28取りつき⇒10:12大渚山山頂⇒10:34滑走開始⇒11:14大草蓮

今週末の天気は残念そう…とのことで半ばあきらめていたが,小谷方面が日曜日晴れそうとのことで大渚山へ。二週連続で小谷温泉へ行くこととなった。前日のトレースのおかげでサクッと登頂。雪が腐らないうちに滑り切ることができた。半日山行であったが,快晴で気持ちの良い日であった。


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本日のスタート地点。


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大渚山の大斜面。ここから高度を上げていきます。


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いい天気です。


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青空に映える木立。


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もう少しで頂上ですよ〜。


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雨飾山方面。P2も見えます。


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雪が腐る前に降りられました。

お疲れさまでした。

 

蒲原山(がまはらやま)1630M

山行日2020年3月8日(日) 曇りのち晴れ


★メンバー
スキー講師Y田、しげっち、ジャッカル、ジョー、みっちゃん、よっぴ~、小西(記録)

★コースタイム
木地屋 7:19- 一難場山 10:39- 蒲原山山頂 11:23- 一難場山13:21- 木地屋 15:36

 

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・ハイクアップ開始!

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・ブナ林を登って行きます

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・山頂まで渡渉も3度あり

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・雪の造形を楽しみながら一難場山を目指します

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・一難場山に到着

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・蒲原山 山頂でしばしのランチタイム

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・山々の景色がステキなので全員で記念撮影!

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・さあ下山開始!

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・滑走開始!1500M辺りまではナイス雪質でキャッホ~

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・ヤブと急斜面と悪雪に悪戦苦闘しながらも楽しく滑走!

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・下山途中で弱層テストの訓練も実施

 

 ※渡渉中の動画がありましたので添付します。

 山行のスムーズな遂行にはチームワークが大事。

奥獅子吼山928m

★山行日

2020年3月8日(日) 雨のち晴れ

 

★メンバー

NOMO、AIちゃん、リバティ、マリンちゃん、機関車、まっきー

 

★コースタイム

パーク獅子吼7:56- 月惜峠9:03- 奥獅子吼山山頂10:38- パーク獅子吼13:08

 

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パーク獅子吼は冬季ゴンドラお休みの為、ゴンドラ乗り場裏より登山開始。

 

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開始から雨が続いているけど2時間くらいで止み、緩やかな稜線では快適に歩けました。

 

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頂上では風はあるけど雪は少なく、展望は360°パノラマ!

思った以上に登りがいがある山でした♪

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帰りは違うルートへ!セリバオウレンやふきのとう春を感じながら泥まみれになって下山です。前向き女子達は泥んこを楽しんでました♪

 

帰りに寄った白山ひめ神社の

行列で買えなかった『おもてや』の大判焼き

もく遊りんのピザを食べにこの山へまた来ます♪

 

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雨飾山P2

★山行日

2020年3月7日(土)快晴

★メンバー

ピークハン長、かがやき1号(記録)

★コースタイム

8:06小谷温泉山田旅館⇒8:50林道ヘアピンカーブ⇒9:45キャンプ場⇒11:05雨飾山P3⇒12:33雨飾山P2⇒13:08滑走開始⇒15:13小谷温泉

先週末からずっと待っていた晴天A予報。雪が確実にあるのはどこか?とういうことで、雨飾山P2をチョイス。例年より雪は少ないが、スキーには問題なし。晴天すぎてバテた?ようで、いつもより時間がかかってしまったが、今シーズン初の満足な山スキーでした。


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林道から雨飾山P2


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P3過ぎたところからP2を望むと意外とカッコいい。


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山頂到着。


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少し重めのですが、まだパウダーもありました。

 

お疲れさまでした。

大品山~鍬崎山雪洞ハイク

★山行日

2020年2月29日(土)☀

★メンバー

しげっち(L)、よっぴ~、NOMO、ジャッカル、みっちゃん(記録)

【スキー3名、ワカン2名】

★コースタイム

7:00粟巣野スキー場ゲレンデトップ⇒9:20大品山⇒シールをつけたまま滑って登り返し⇒11:00鍬崎山1429m地点⇒雪洞堀⇒13:00鍬崎山1429m地点発⇒14:30粟巣野スキー場P

 

 このところのバイオハザード(生物災害)の各方面への影響は想像以上。当山岳会でも毎週実施していたボルダリングの練習会が一時取り辞めに。やはりというべきか影響が及んできました。明るいニュースが聞こえて来ないこの頃ですが、だからといってじっとしてばかりはいられないのが岳人、山登りplayerです。

 今シーズンの記録的暖冬で黒姫山で実施予定の一泊二日雪洞ハイクも雪不足で中止だったのですが、代替で日帰りできる近場の山でミニチュアの雪洞を作ってみようではないかとなりました⛄山の選択は悩むところでしたが前の週にアプリで山スキーの記録が出ていた鍬崎山に決定。大品山との縦走コースで行ってみました。

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 集合時、辺りはまだ真っ暗。今日はスキー3名、ワカン2名のメンバー構成。装備の確認とビーコンチェック。

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 雪不足で営業していないゲレンデを登っているうちに白々と明るくなってきました。

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 2日前に降雪があったので予想に反してのふくらはぎラッセル。ワカンだと潜ってました。

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 ゲレンデトップ着。

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 導水管の横の方から登っていきます。貯水池上の尾根は結構な急登&ガリガリ。クトーを着けました。藪はそれほど気にならなかったです。

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 雪をかぶった針葉樹の向こうには縦走予定の鍬崎山。今年は小雪で行きやすいとはいえ今日山頂到達は時間的に難しそう。行けるところまで行こうということに。

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 樹林帯に差し込む日の光を浴びながら。森の空気は澄んでいました…。

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 休憩タイム。

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 ワカンの二人。さすが若い男子。休憩の必要あるの?と思うくらい余裕。

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 大品山ピークへ。新雪が積もっていてもうクトーは必要なし。

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 大品山ピーク。本当にいいお天気。

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 正面に鍬崎山。尖った先端の山容、カッコイイですね☻

 ちなみにこの鍬崎山には富山城主だった佐々成政公が数百万両の軍用金を埋めて隠したという埋蔵金伝説が。山を眺めながらメンバーの意識は四百数十年前の成政公の時代へとタイムトリップ。

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 大品山ピークからシールを着けたまま滑って登り返し、鍬崎山1,429m地点に。今日はここでタイムアウト

 鍬崎山山頂ほどではありませんが、ここも薬師岳立山の展望台として実にいいロケーション。快晴の青空と雪の北アルプスコントラスト、美しいです。

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 休憩後、すぐ下の斜面でプチ雪洞を作ろうとなりました。ゾンデ棒で積雪深を測ると約1m30㎝。本格的な雪洞には少なくとも3mの積雪量が必要とのこと。

 余談ですがリーダーが座ってらっしゃるのは最近購入されたブラックダイヤモンドヘリオセンター116。今回の山行がデビュー戦です。後で滑った感想をお聞きしましたがなかなか素晴らしい浮力だったようです。なんて羨ましい⛷

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 すぐ下の急斜面でプチ雪洞作りスタート。まずは雪を集めて山にして叩いて固めて…。

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 なかなか楽しいです。完全に童心に帰ってました(^^♪

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 リーダーのザックはまるでドラえもんの4次元ポケット。いろんなものが出てきますが。シャベルですが鍬みたいな。作業効率はバツグン。畑を耕すかのように雪を堀り進めました。

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 あらかた掘って中を固めて記念撮影(^o^)

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 全容はこんな感じ。本格的な洞穴式雪洞は中で寝れるほどのスペースにします。来年こそは…。

 

 この後下山。わたくしはスキーで参加でしたが。鍬崎山を降りる時はやや重いながらも比較的滑りやすいパウダー斜面。シールを着けて登り返して大品山を降りる頃には雪はずっしり重パウに。貯水池上のガリガリ急斜面細尾根を降りるのはなかなかのスリル。ひたすら横滑りにての対応でした。あと細い通り道をスキーを担いで木につかまりながらトラバースするところも。後で思い起こせば「怖かったような面白かったような」なのですが…この時は正直言って怖かったです。

 スキー組の苦労をよそにハイクの二人組はスイスイ下山。二人に追いついたのはスキー場ゲレンデに出てからでした。

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 スキー場ゲレンデに無事帰還したところで今回実に”山岳会らしい”山行を提供してくださった???リーダー・しげっちとよっぴ~にポーズをキメて頂いて。お導きありがとうございました(人''▽`)

 

 今回の雪洞ハイク、わたくし個人の感想ですが。雪洞を作るのは冬山訓練の一環。冬山に入るのであれば万が一の時、寒さから身を守る究極のシェルターの雪洞を作る技能は是非とも覚えておきたいものです。もちろん雪崩の知識など学ぶことは他にもたくさんあります。

 ただ今回雪不足で本格的な雪洞作りの”予行練習”でお天気が良かったのもありますでしょうが、みんなで雪の洞穴を作っているうちにすっかり童心に帰ってまして。仲間と協力することの大切さと童心に帰ることのメリットがわかったような。無垢な気持ちになって頭がクリアになるからでしょうか?新しいこと、面白いと思うことをやってみようという意欲が湧いてきたような。来シーズン積雪があれば本格的な雪洞を作りに行くかと思いますが、訓練を楽しみながら出来たら仲間との結束も強まり能率もアップしないかな?と思ったりします(あくまでもわたくし個人の意見です)。

 その時のリーダーにお許しいただければですが。雪洞の中に雪のテーブルとか椅子を作ったり(”雪の女王”の氷の城を意識?)して仲間でチーズフォンデューなど囲んでみたいなと思ったり。

 もちろんあくまでも目的は冬山訓練、冬山のリスクから身を守る技能を身につけることが第一ですが。どんな山行になりますでしょうか?それはまた来シーズンに…