toyama-rouzan's blog

富山勤労者山岳会(略称:富山労山)の山行報告です

白馬乗鞍(リベンジ)

 ★山行日   2019年4月6日(土) 晴れ

★メンバー 

   スキー講師Y田隊長(リーダー)、k社長、しげっち氏、みっちゃん(記録係)       

   

 前回悪天候のため、ピーク登頂を断念した白馬乗鞍。リベンジすべく、快晴のこの日を狙ってやってまいりました。

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 澄み渡る青空。春の気配が感じられます。

 

と、思いきや登るに従って風が強く吹いてきました。途中しばらく頭を下げてじっと耐えなければならないような強風です。

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 天狗原に到着。この時点でまともに立ってもいられないような暴風。春の嵐どころでないです。

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 すぐそこに見える白馬乗鞍岳。まだピークを踏んでいないわたくしは登りたい気持ちと危険だという気持ちのせめぎ合いです。なんとか風がやんでくれないものか・・・

 

 顔面を打ち付ける強風の中、岩に座ってじっと思案されるリーダー・スキー講師Y田隊長。我々隊員は静かに指示を待つことに。しばらくして下された決断は「ここで下山」でした。

 

 下山開始。上部はクラストしている上に強風に体が押されて、それでもなんとか・・・

 少し下に降りると、いかにも”THEバックカントリー”な大斜面は健在でした。ここで先輩方の写真を撮ることに。雪崩リスクは低いとのこと。先に降りさせていただいてシャッターチャンスを狙いました。

 

 まずはしげっち氏。

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  k社長

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  そしてスキー講師Y田隊長。

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 パウダースプレーをまき散らしていらっしゃいます。写真で撮れませんでしたが他の2名の方もまき散らしてらっしゃいました。スプレーが出ないのは山スキー1年生のわたくしだけであります。

 

 ツリーランも撮ってみました。

 しげっち氏。

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 k社長

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 スキー講師Y田隊長。

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 先輩方お見事!

 

 ある程度下へ降りると風も弱くなり、平和な春の山を楽しむことができました。後になれば強風もいい経験だったと思います。

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 先輩方の後をついて樹林帯を滑ってスキー場に無事到着。

 

 わたくし山スキー1年生のみっちゃんは圧雪されたゲレンデしか滑ったことのない人だったのですが、短期間でシール歩行で急登を登り、クラスト面を滑り、林間を滑っていけるようになったのは(下手は下手なりに)ご指導して下さった先輩方のおかげとしか言いようがないです。今回ご一緒して頂いた方々以外にも素晴らしい方が何人もいらっしゃいますので。山スキーの楽しさを教えていただきましたね。

 なかなか白馬乗鞍のピークを山スキーで踏めないのですがそれはまた次回のお楽しみということで。

 山スキー最高!











放山(北尾根)

★山行日

2019年3月23日(土)曇り時々雪

★メンバー

スキー講師Y田隊長、k社長、しげっち、みっちゃん

 

 3月下旬になっても未だ降雪のあるシャルマン火打。ゲレンデトップから登る放山は2月に東斜面を滑ってきましたが、今回北尾根に行ってみようということに相成りました。

 シャルマンスキー場に着いてから、わたくし記録係のみっちゃんが、あろうことかスキーブーツとストックを集合場所の駐車場に放置Playしたことが発覚。しかーし!ゲレンデであったことが幸い。スキーセットとスノーシューをレンタルして山行に向かうことができました。

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ゴンドラリフトで一気にゲレンデトップへ。そこから放山を登ります。

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約1名こんな姿の人が。スノーシュー初めて履きましたがなかなか快適でした。さくさく登れます。結構楽しいです(^^♪

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放山山頂に着きましたがホワイトアウトで視界不良。お天気がいいととても景色がいいところなのですが。こればかりは仕方ありません。代わりに強豪3名の方のお写真をパチリ。

 

滑走開始。登り返しがあったりもしましたが、美しいブナ林の中を春らしいメロウな感じで滑れました。

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時間に余裕がありましたし、大先輩方の滑走を撮影。

まずは白馬乗鞍でも素晴らしい滑りを見せてくださったスキー講師Y田隊長。

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そしてk社長

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そして労山に名を連ねる実力者のお1人しげっち氏。

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この方も本当にフォーム綺麗です。滑りにブレというものがありません。

 

このあと橋を渡ってシャルマンスキー場下部へ。約半日で無理なく楽しめるコースでした。北尾根コースでも、もっと距離の長い、渡渉のあるコースもあるのですが、今シーズン山スキーを始めたばかりのわたくしを連れていたから無理のないコースを選んでくださったのかなと思いました。他3名の方だけなら、どんなところでも行けるはず。感謝の気持ちと申し訳ないという気持ちと…頑張って上達しないとですね!

 あと、状況の変化でも、わたくしがマヌケとしかいいようのない忘れ物をしても平常心を保たれて冷静に対策を講じられる人間力。やはり長年の山行で数々の難所を切り抜けてこられた方というのはどこか違うのだと思いました。 

 それと集合場所の駐車場に帰ると、放置していったスキーブーツとストックが綺麗に揃えて端に寄せてありました。どこのどなた様かわかりませんが親切な方がいらっしゃるものです。

 山行の出発前は、時間に追われたり気持ちがはやったりすることもありがちですが、忘れものには注意。指差し確認と後ろを振り返って確認の徹底ですね。

 

 

 

 
 

大倉山

雪山ハイク

★山行日

2019年3月24日(日)曇り

★メンバー

スキー講師Y田、K社長、沢ヤか?Y、しげっち、かがやき1号、YSОK、浪速の直ちゃん、N島♀、よっぴ~、みっちゃん、かおりん、ゆっきー、まっきー、まがよちゃん、スーちゃん、山ちゃん、機関車

★コースタイム

7:30 駐車場-7:47 登山道入口-9:24尾根上1054mP-10:16 標高1200m-11:20 標高1400m-11:38 大倉山山頂(1443.2m)~12:10 休憩-12:33~13:06 (標高1430m地点で滑落停止訓練)13:52 尾根上1054mP-15:03 登山道入口 15:16 駐車場

 

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林道が交差する200m手前まで車が入れた

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取付きの尾根の様子 登り始めは薄っすらと新雪が有るのみ

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       暫く登るとしっかりと雪が付いており歩き易い

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尾根上1054mP付近から見た山頂方面 新雪は10㎝程度、下の雪は固くここでアイゼンに履き替える

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天候は徐々に回復傾向と思ったが・・・

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時折り雪もちらつき冬に逆戻り

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山頂に到着した時は真っ白で辺りは何も見えなかった

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しかし昼飯を食べている間に天気が回復、慌てて集合写真を撮った

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猫又谷の下部はすでに割れている様に見えた

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景色も見れ満足して山頂をあとにする

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時間も有ったので山頂直下の斜面で滑落停止の訓練を行った

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              頭から滑落した場合もやってみた

沢ヤか?Y氏による滑落停止レクチャー

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カメラ目線の山ちゃん、大丈夫ですか?

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とっ、止めた!?

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     お茶目なしげっち、進む方向が反対だけど山頂までもう一度行くの?

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無事下山、お疲れ様でした

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もう数日もすれば林道交差まで車が入れそう

 

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空沢山

 


★山行日 2019年3月24日(日)雪

★メンバー ピークハン長、オギ社長、全好調

★コースタイム 笹倉温泉6:39~空沢山10:13~笹倉温泉12:00

★コメント

当初の予定では高松山を計画していましたが悪天候の為お隣の空沢山に行先を変更しました。

終始吹雪にさらされ真冬並みの天候でした。極寒で視界無しの空沢山ピークには長居は無用なのですぐさま滑走モードに切り替え滑走スタート。

山頂付近はアイスバーンでしたが少し下るとコンデションが良くなり3月下旬とは思えない雪質にびっくり。空沢山に計画変更したことが吉と出ました。

 

・どす黒い空模様の中スタート

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・一瞬の晴れ間

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火打山川の渡渉、何とかスノーブリッジは生きていました。

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・山頂ではこの通り猛吹雪

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・ピークハン長の豪快な姿

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・オギ社長の鋭いターン

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・麓では天候が回復していました。

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今回は天候に恵まれなかったものの当パーティーのみの貸し切りで

ノートラックのパウダーランを楽しめたことは悪天候のおかげとも

言えるのかもしれません。

寒風で冷えた体を笹倉温泉で温め帰路に着きました。

山スキーツアーin白馬乗鞍(天狗原まで)

  • ★山行日 2019年3月17日(日)曇りのち雪

★メンバー スキー講師Y田(隊長)、k社長、勝さん、浪速の 直ちゃん、みっちゃん(記録係)

 

すっかり春めいたこの頃ですが山スキーシーズンはまだまだ。未だ降雪のある白馬にパウダーを求めて行って参りました。f:id:toyama-rouzan:20190317092849j:plain

栂池高原スキー場ロープウェイ頂上よりハイクアップ。ロープウェイがあることにより林道歩きがカットされます。f:id:toyama-rouzan:20190317094524j:plain

お天気は曇り、ちらちら雪が降ってきました。

 

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天狗原に到着。この時点で本降りの雪で視界不良。すぐそこに見えるはずの白馬乗鞍岳も見えなくなっていました。登っても何も見えないので登頂は諦めることに。とりあえず天狗原の祠の前で記念撮影。

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滑走開始。どこが今年は雪不足?ファットスキーで来ればよかったと後悔する程のTHEディープパウダー。ふっかふかでした。

 

スキー場ゲレンデまで来たところで皆様の滑走を撮影。

まずは2か月ぶりに山に戻ってらしたスキー講師Y田隊長。

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講師をしてらっしゃるだけあって、とってもフォーム綺麗です。がしっと男らしい滑りをされます。うますぎて羨ましいとゆう気すら起きません。

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恐れ入りました。

 

続いて今シーズン新兵器、”ブラックダイヤモンド・ヘリオ・センター105”を引っさげてご参加のk社長。f:id:toyama-rouzan:20190317131054j:plain

長身を活かした迫力あるダイナミックな滑りでいらっしゃいます。スピード感のある、やはり男らしい滑りです。さすがです。

 

続いて労山の誇る無限の体力をお持ちの勝さん。

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脚力の高さと体幹の安定で確実にキメる勝さんです。安定感ある、さすがの滑りでした。

 

そして急成長株、若きホープの可能性すら出てきた浪速の直ちゃん。

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運動能力の高さか?めきめき上達されました。スピードもあります。ターンもきれいです。

 

いやいや皆さんお上手で。男気溢れる滑りを見せて頂きました。自分ももっと練習して上達したいととてもいい刺激になります。

今回悪天候でピークには行けませんでしたが雪は当分ありそう。機会あればリベンジしたいですね。

 

 

続 黒倉山

★山行日

2019年3月9日

★メンバー

ピークハン長 スキー講師Y田 しげっち 勝さん よっぴ~ みっちゃん 浪速の直ちゃん

★コースタイム

柄山集落除雪終了点8:00→光ケ原分岐 9:00→標高1030尾根合流点 10:00→黒倉山11:10~11:30→光ケ原分岐 12:40→柄山集落除雪終了点12:55

 

先日途中で撤退した黒倉山リベンジです。

無事登頂できましたが、自分としては重い湿雪というのに慣れておらず、思ったより滑るのに手間取りました。色んな雪があるものです。

後は途中の雪庇乗り越えるのに少し苦労しました。

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高松山(一の倉川)1725m

山スキー

★山行日

2019年3月10日(日)晴れのち曇り

★メンバー

tada♂、沢ヤか?Y、tada♀、スキーヤーK、まっきー、機関車

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笹倉温泉からスタート 橋の上にもそこそこの積雪量が有った

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積雪は十分 どこでも歩ける

 

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九十九折の林道を登りきると正面に高松山が(左から焼山、高松山、昼闇山)

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こちらは阿弥陀山(左)と烏帽子岳(右)

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広々とした雪原のアマナ平 今から登る尾根が正面に見えてきた

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尾根を1時間ほど登ると無木立ちの斜面となり山頂が迫ってくる

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同じ場所から後ろを振り返る

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前日のものと思われるシュプールが沢山あった

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山頂が近づくにつれ尾根が細くなってくる

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火打山

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焼山

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まっきーもう少しだ山頂から仲間が手招きしているぞ

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高松山山頂で焼山をバックに

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山頂から一ノ倉川へ滑り込んだが重い湿雪でバランスを保つのに一苦労

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ロケーションは抜群に良いです

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ゴル帯に入ってもしばらくは谷は埋まっていた

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一か所だけ谷が大きく割れ滝が顔を出していた これから行く予定の人は気を付けて

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ゴルジュ帯を抜けやっと安全地帯に戻って来た

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新田山のコルを目指しシールを付け登り返す

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上からのブロック雪崩には十分注意が必要

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シールを剥がし最後のお楽しみ斜面?

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車の回収が面倒だったので渡渉して最短コースで戻った

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